クラスの特徴:超自然的パトロン「不死者」

The Undying
死は君のパトロンに何の動揺も与えず、彼らは永続する生命の秘密を解き明かしているのだが、そのような素晴らしいものには――あらゆるパワーと同様――代償がつきものである。かつ定命であった“不死者”は、季節のように、終わることない昼と夜の明滅のような、定命の人生の時の流れを見せる。それは老化の秘密、すなわち生と死の秘密を共有している。この種の存在に含まれるのは、“目と手の王”ヴェクナ;恐るべきアイウーズ;リッチ女王ヴォル;エアレナルの“不死宮廷”;ギスヤンキのリッチ女王ヴラーキス;そして不死なるウィザード、フィスタンダンタラスなどだ。
レルムにおいて、“不死者”のパトロンには“影の王”ラーロック、伝説的な“ウォーロックの霊廟”の主、そしてアンサーの神王ギルジームが含まれる。


拡張呪文リスト

Expanded Spell List
“不死者”は君がウォーロック呪文を修得する際に拡張版の呪文リストから選択することを可能にしてくれる。下記の呪文が君のウォーロック呪文リストに加えられる。
表:不死者の拡張呪文
呪文レベル 呪文
1 フォールス・ライフ、レイ・オヴ・シックネス
2 サイレンス、ブラインドネス/デフネス
3 スピーク・ウィズ・デッド、フェイン・デス
4 オーラ・オヴ・ライフ、デス・ウォード
5 コンテイジョン、レジェンド・ローア


死者の包囲

Among the Dead
1レベル以降、君はスペアー・ザ・ダイイングの初級魔法を修得し、それは君にとってウォーロック初級魔法であるものと見なされる。また君はあらゆる病気に対するセーヴィング・スローに“優位”を得る。
加えて、アンデッドは君を傷つけることに困難を受ける。もしアンデッドが君を直接的に攻撃や有害な呪文で目標とするなら、そのクリーチャーは君の呪文セーヴ難易度に対する【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない(ファイアーボールの爆発など、効果範囲型の効果に君を含めるときにはアンデッドはこのセーヴを行なう必要がない)。セーヴに失敗すると、そのクリーチャーは新しい目標を選ばなければならず、そうしなければ君の代わりの誰かを目標とするのを諦め、その攻撃や呪文の使用回数を無駄に使うことにもなる。セーヴに成功すると、そのクリーチャーは24時間の間この効果に対する完全耐性を得る。また君がそのアンデッドを攻撃や有害な呪文の目標にしたなら、そのアンデッドは24時間の間この効果に完全耐性を得る。


死への抗い

Defy Death
6レベル以降、君は死を免れたときや、誰か他の者が死を免れるための手助けをしたときに、自分自身に生命力を与えることができるようになる。君が死亡セーヴィング・スローを成功させるか、スペアー・ザ・ダイイングでクリーチャーを容態安定化したときには、君は1d8+【耐久力】修正値ひ等しいヒット・ポイント(最低でも1ヒット・ポイント)を回復できる。
いったんこの特徴を使用したなら、大休憩を取り終えるまでは再び使用することはできない。


不死なる性質

Undying Nature
10レベル以降、君は無期限に息を止めておくことができ、食糧も水も睡眠もとる必要がなくなるが、それでも消耗状態を減少させるには休憩を必要とするし、小休憩や大休憩を取り終えることによる利益を得ることはできる。
加えて、君の老化のスピードはゆっくりになる。10年経過する毎に君の肉体は僅か1年分だけ老化し、また君は魔法的な老化に対して完全耐性を得る。


不滅の生命

Indestructible Life
14レベルに達すると、君は“不死者”の真なる秘密の一端に参加する。自らのターンに、君はボーナス・アクションを使って1d8+ウォーロック・レベルに等しいヒット・ポイントを回復できる。加えて、君がこの特徴を使用するときに、切断された自分の肉体の部位を元あった場所に押し付けることで、その部位は再結合する。
いったんこの特徴を使用すると、小休憩か大休憩を取り終えるまで再び使用することはできない。


最終更新:2017年05月09日 22:52