クラスの特徴:ソーサラーの起源「嵐の魔法」

Storm Sorcery
君の生来の魔法は風のエレメンタルのパワーに由来している。このパワーの多くは“大降雨”によって引き起こされた臨死体験にまでその魔法を遡ることができるが、もしかすると、君は庶民が今なお語り継いでいるような途轍もなく強力な唸りを上げる大暴風の最中に誕生したのかもしれないし、あるいは君の血筋にはヴァーティやジンといった強力な風野クリーチャーの影響が残されているのかもしれない。どの場合であっても、嵐の魔法は君という存在に浸透している。
嵐のソーサラーは船の乗組員として計り知れない価値のあるメンバーである。彼らの魔法は直面するエリアにおける風と天候に制御を及ぼすことができる。また彼らの能力はサフアグン、海賊、その他の水に由来する脅威による攻撃を追い払うのに役立つことは間違いない。

風の語り手

Wind Speaker
君が自由に操る秘術魔法には風のエレメンタルが吹き込まれている。君は始原語を話し、読み、書くことができる。(この言語の知識によって、君はその方言を話す者たちの言うことを理解したり、理解させたりできる:火界語、水界語、地界語、風界語。)

大嵐の魔法

Tempestuous Magic
1レベル以降、君は自分のターンにおけるボーナス・アクションを使い、君が1レベル以上の呪文を発動する直前あるいは発動直後に、周囲を一瞬取り巻く風のエレメンタルによる渦巻くつむじ風を引き起こすことができる。そうすることによって、君は機会攻撃を誘発することなく、10フィートまで飛行することができる。

嵐の中心

Heart of the Storm
6レベル時、君は[電撃]と[雷鳴]ダメージに対する抵抗を得る。加えて、君が[電撃]か[雷鳴]ダメージを与える1レベル以上の呪文を発動し始めたときにはいつでも、君から荒れ狂う魔法が放出される。この放出によって、10フィート以内にいて君が見ることができる君が選んだクリーチャーたちは、君のソーサラー・レベルの半分に等しい[電撃]か[雷鳴]ダメージを受ける。

嵐の導き

Storm Guide
6レベル時、君は周囲の天候を僅かに制御する能力を得る。
もし雨が降っているなら、君はアクションを使って君の周囲半径20フィートの球形に降る雨を止めることができる。君はこの効果をボーナス・アクションとして終了させることができる。
もし風が吹いているなら、君はボーナス・アクションを使い、君を中心とする半径100フィートの球形の中に吹き付ける風の方向を、毎ラウンド風が選択することができる。風は君の次のターンの終了時までその方向に吹く。この特徴は風力を変化させない。

嵐の怒り

Storm‘s Fury
14レベル以降、君は1回の近接攻撃による命中を受けたときに、リアクションを使ってその攻撃者に[電撃]ダメージを与えることができる。このダメージは君のソーサラー・レベルに等しい。その攻撃者は、君のソーサラー呪文のセーヴ難易度に対する【筋力】セーヴィング・スローをも行なわなければならない。セーヴに失敗すると、攻撃者は君から20フィートだけまっすぐ押しやられる。

風の魂

Wind Soul
18レベル時、君は[電撃]と[雷鳴]ダメージに対する完全耐性を得る。
また君は60フィートの魔法的な飛行能力をも得る。アクションとして、君は1時間の間自分の飛行移動速度を30フィートに減少させ、30フィート以内にいるクリーチャーから3+君の【魅力】修正値に等しい人数を選択する。選択されたクリーチャーは1時間の間30フィートの魔法的な飛行移動速度を獲得する。いったんこの方法で自分の飛行移動速度を減少させたなら、君は小休憩か大休憩を取り終えるまで、再びそれを実行することはできない。

最終更新:2017年05月09日 23:04