背景:都会の賞金稼ぎ

Urban Bounty Hunter
君が冒険者になる前から、君の人生はすでに抗争と刺激で満載であった。なぜなら君は金になる人物を追跡することで生計を立てていたのだ。報奨金を集めている一部の人々とは異なり、君は荒野に入りこんだり、通り抜けたりしてまで獲物を追いかけたりする野蛮人ではない。君は自分が生活している場所において、日常的に自らの技能と生存本能を試すための金になる商売に関わっているのだ。それに、君は荒野で賞金稼ぎをやっている連中がそうであるのとは違って、孤独ではない:君は日常的に犯罪的サブカルチャーと他の賞金稼ぎの両者と交流しており、君が性向するための助けとなる両方の分野と接触を維持している。
君は狡猾な泥棒捕りであり、都市にいる無数の夜盗の1人を捕まえるべく屋根の上を徘徊しているのかもしれない。もしかすると、君は町の通りに君の耳となる人物を有しており、盗賊ギルドやストリート・ギャングの動向に気付くことができるのだろう。君は富裕者たちを餌食にする犯罪者たちを、それはスリであるかもしれないし、詐欺師であるかもしれないが、捕まえるために上流階級や貴族のサークルに溶け込んでいる“ビロードの仮面”を被った賞金稼ぎであるのかもしれない。君が自らの仕事を行なっている共同体は、おそらくサザリン市であるが、もっと小さな周辺都市(たとえばコールドロン市)なのかもしれない――潜在的に獲物を安定して供給できるだけの十分な大きさを持つあらゆる場所がありうる。
冒険者パーティのメンバーとしての君は、グループの目標と合致しない個人的な懸案事項を追跡することがもっと難しいことに気付くかもしれない――しかしその一方で、君は君の仲間の助けを得てもっと恐るべき目標をたくさん捕まえることができる。

技能の習熟:〈隠密〉、〈看破〉、〈説得〉、〈ペテン〉の中から君が選んだもの2つ
道具の習熟:君が選んだゲーム道具か楽器か盗賊道具の中から2つ
装備:君の仕事に適した衣類1着、20gp入りのポーチ

特徴:情報通

Feature: Ear to the Ground
君は自分が選んだ獲物が通り抜けて移動した社会の一部の人々と頻繁に接触している。これらの人々は犯罪に関わる暗黒街や、ストリートで喧嘩にあけくれる人々、あるいは上流階級のメンバーと関わっているのかもしれないこの繋がりは君が訪問したあらゆる都市におけるコネという形でもたらされ、その人物はその地域の人々や場所に関する情報を提供してくれる。

推奨する人格的特徴

Suggested Characteristics
君の特徴と行動動機の基礎として『Player’s Handbook』にある犯罪者の背景の表を使用し、賞金稼ぎとしての君の自己認識に適切に合致するよう項目を修正すること。
たとえば、君の“関わり深いもの”は、他の賞金稼ぎや君を雇っている組織や個人に関わるものであるだろう。君の“尊ぶもの”は君の獲物を捕らえるためのいつもの決定や、信頼に足る人物だという君の評判を維持したいという希望と関わっているかもしれない。

最終更新:2017年02月26日 07:38