NPC:アヴナー・メラヴァンチ

Avnar Meravanchi
人間・男性


メラヴァンチ家の当主ジービュラの息子。
ニ枚目気取りの青年貴族で、アンウィン・アラバニに求婚している多くの者たちの1人。

アヴナーは見下げ果てたろくでなしである。
他人の中傷ばかりする男で、婦人の貞潔を奪う卑劣漢、そして自分自身の事しか考えない完全なる下劣野郎である。
しかし彼の表向きの顔は、チャーミングで面倒見が良く勇気があるように見える。
これらはすべて見せかけである。
厄介事が起こると彼はすぐに姿をくらます。
お金がなくなれば、彼が一番疑わしい存在である。
女性を結婚の誓いの祭壇に残したまま、彼はその姉妹とよろしくやっているのである。

徐々に財産を回復させつつあるとは言え、ラヴィニアはファーショアまでの探検隊を自分だけで組織するだけの資金力は持っていなかった。
彼女はサザリン市の他の貴族家にも声をかけたのだが、彼女を援助することでリスクよりも利益の方が大きいと判断したのはただ1つの家だけであった。
すなわち、やや悪名を馳せているメラヴァンチ家である。
もちろん、この旅にアヴナーを送り込むにあたって、アヴナーの父ジービュラにはもう1つの目論見があった。
ファーショアにおけるメラヴァンチ家の権益の代行をアヴナーに責任を持たせることによって、事実上彼がサザリン市において家族に恥をかかせることがなくなるだろうという目論見である。
アヴナーの方には、彼の父が彼を体よく追い払おうとしているとは気づいてもおらず、その結果、その尊大さをますます増大させている。
アヴナーには2人のおとなしい家来(バナビー・チスクとクエンジ・アスパー)が付き従い、彼のあらゆる要求に応えるがそれ以外はあらゆる点で控え目である。

■アヴナーの信念
一般大衆は私を敬わなければならない。

最終更新:2018年08月08日 15:52
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