クラスの特徴:バード「剣の学派」(2017/5/1)

Bard: College of Swords
“剣の学派”のバードはブレード(刃、粋な男という意味もある)と呼ばれ、彼らは武器の技量を見せびらかすことを通じて人々を楽しませる。ブレードたちは刀剣飲み、ナイフ投げとジャグリング、そして模擬戦闘といったスタントを演じる。彼らは自らの武器を娯楽のために使っているが、同時に彼らは自分自身が高度の訓練を受けた熟練の戦士でもある。
彼らの武器の才能は多くのブレードたちを二重生活へと導く。あるブレードは暗殺、強盗、ゆすりといった犯罪行為を隠蔽するためにサーカスの一座を利用するかもしれない。また別のブレードは邪悪な者を打擲し、残酷で強大な者に正義の裁きをもたらす。大部分の一座はそれが興業にもたらす刺激性ゆえに、喜んでブレードの才能を受け入れるが、彼らのことを完全に信頼するエンターテナーは少ない。
エンターテナーとしての人生を放棄したブレードは、しばしば厄介事に巻き込まれることになり、その秘密の活動を維持することが不可能になる。盗みを働いたり、自警団の正義に従事したりするブレードは、ほとんどの演芸者の一座にとっては責任が大きすぎる。彼らの最大の資産である武器の技量を持つこうしたブレードたちは、盗賊ギルドのための実力行使部隊として働くか、自分たち自身が冒険者になるかのどちらかである。
表:剣の学派の特徴
バード・レベル 特徴
3 ボーナス習熟、戦闘スタイル、剣舞
6 鮮やかな舞
14 達人の舞

ボーナス習熟

Bonus Proficiencies
君が3レベル時に“剣の学派”に加わるとき、君は中装鎧とシミターへの習熟を得る。
もし君が単純あるいは軍用近接武器への習熟を有するなら、それを君のバード呪文の呪文発動用の焦点具として使用することができる。


戦闘スタイル

Fighting Style
3レベル時、君は自らの専門として1つの戦闘スタイルを採択する。下記の選択肢の1つを選ぶこと。君はたとえこのゲームの何らかの手段で再び選択するようなことがあったとしても、ある戦闘スタイルの選択肢を2回以上修得することはできない。

決闘

Dueling
君が片方の手で1つの近接武器を使用していて他の武器を使用していないとき、君はその武器のダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。

二刀流

Two-Weapon Fighting
君が二刀流戦闘を実行するとき、二番目の攻撃のダメージに能力修正値を加算できる。


剣舞

Blade Flourish
3レベル時、君は戦闘技量とスピードを印象的に誇示するやり方を学ぶ。
アクションとして、君は1回の近接武器攻撃を行なうことができ、そして現在のターンの終了時まで10フィートだけ君の歩行移動速度が上昇する。君がこのアクションと使用するときにはいつでも、同時にその一部として下記の“剣舞”の選択肢の1つをも使用できる。

防御の舞

Defensive Flourish
君は自らの武器を円形に回転させ、催眠的な動きを示す。君は“バードの霊感”の使用回数1回分を消費し、バードの霊感ダイス1つをロールし、それを君の次のターンの開始時まで自分のACに加算できる。

めった切りの舞

Slashing Flourish
もし攻撃がその目標に命中したなら、君は“バードの霊感”の使用回数1回分を消費することができ、その武器によって君の5フィート以内にいて君が見ることができる、その目標以外の君が選んだ各クリーチャーにダメージを与える。このダメージは君が消費したバードの霊感ダイスをロールした数値に等しい。

動きの舞

Mobile Flourish
もし攻撃がその目標に命中したなら、君は“バードの霊感”の使用回数1回分を消費することができ、その目標を5フィートにバードの霊感ダイスでロールした数値を加算した分に等しいフィート数だけ、その目標を押しやることができる。その後、君は自らのリアクションを使用して、その目標の5フィート以内にある誰にも占有されていない空間へと移動することができる。


鮮やかな舞

Cunning Flourish
6レベル以降、君が自らのターンに“剣舞”を使用するときにはいつでも、1回ではなく2回の攻撃を行なうことができる。それでもやはり、君はこのアクションを取るときに“剣舞”の選択肢の1つだけを使用できるだけである。


達人の舞

Master’s Flourish
14レベル以降、君が“剣舞”の選択肢を使うときにはいつでも、d6をロールして、それをバートの霊感ダイスを消費する代わりに使用することができる。


最終更新:2017年05月30日 20:05