地理:テラクニアン城(サザリン市)

CASTLE TERAKNIAN
テラクニアン城は7つの地区のいずれにも属しておらず、同時にすべてに属している。
サザリン市の支配は常にこの城で担われてきた。
最後の王オーレン・テラクニアンの裏切りによってサザリン市は長年にわたってシー・プリンス国の支配下に入ることになったが、その外国支配の間もこの城にシー・プリンス国からの派遣されてきた総督が入り、この城から支配を行っていた。

城の地下には王の霊廟がある――テラクニアン王家のための埋葬場である。
このエリアはまた封印されている;城の地階部分だけが、サザリン市の貴族が各人の資産から貴重なものを蓄えるための場所として使う、貴族たちの金庫として使われている。
ヴァンデルボーレン家の金庫もここにある。


ヴァンデルボーレン家の金庫

比較的小さな金庫であり、守護者であるアイアン・コブラが潜む前室と部屋そのものが巨大な錠前となっている金庫室から成る。
そこにあった筈のヴェリク・ヴァンデルボーレンの遺産のほとんどは、ラヴィニアが受け継いだときには弟ヴァンサスによって盗み出されていた。

最終更新:2017年06月06日 20:53
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