オーマン人の武器

Olman Weapons
オーマン人の戦士とゾンビー・マスターは、この危険な“恐怖の島”で日々生存する中で、数多くの固有の武器の使用方法を編み出してきた。この島の危険へ立ち向かおうとする一行は、オーマン人の兵器に熟練すれば良い結果を生むかもしれない。
オーマン人の武器については、軍用武器に習熟しているオーマン人は自動的に習熟している。オーマン人以外のキャラクターは、まず軍用武器に対する習熟を獲得した上で、オーマン人の指導教官を雇って特殊な休息時間の活動として“訓練”に20日間を費やす必要がある。指導教官への支払いとして40gpを必要とする。この訓練を終了するとすべてのオーマン人の武器に習熟できる。
なお、適切なオーマン人指導教官を利用可能かどうかはDMが判断する。
表:オーマン人の武器
名前 市価 ダメージ 重量 特性
軍用近接武器
カウアコイ 5gp 1d8[殴打]、[斬撃]、あるいは[刺突] 5ポンド 重い、両手持ち、特殊
シマロコア 10gp 1d8[斬撃] 3ポンド 妙技
ジャピュート 20gp 1d4[斬撃] 2ポンド 軽い、妙技、特殊

カウアコイ/Kaua’koi

この凶悪な彫刻細工の武器は、超大型サイズのクリーチャーから手に入れた、大きく長い骨から作られている。骨全体にいくつかの刻み目が入れられており、その残りの部分には、蹴爪、刃、そして磨き上げられた瘤状突起が彫刻されている。
カウアコイを使って戦うのは非常に高度な技術で、絶え間なく握る場所を変え続けることが必要で、それによって、この武器に広い使用用途がもたらされている。多くの部族では、自分自身のためのカウアコイを彫り上げることは、戦闘技術に熟練したオーマン人の若者である事を示す1つの権利となっている。
カウアコイを使用する者は、攻撃ロールを行う前にその攻撃で与えるダメージ種別を[殴打]、[斬撃]、あるいは[刺突]の中から1つ選択することができる。攻撃ごとに与えるダメージ種別を切り替えることができる。


シマロコア/Shimalo'koa

カミソリのように鋭い鮫の歯を一列の打ち付けた、この硬いコアの木(アカシアの木)の棒は、敵を引き裂き、ずたずたにする。コアは極めて軽いが、他のほとんどの木材よりも頑丈である。


ジャピュート/Japute

何本かの革ひもが付いた木製の取っ手に、プテロダクティルス、ディノニュクス、その他の強力な捕食動物の牙を取り付けたものである。ジャピュートは、その革ひもを使用者の手首と前腕に巻きつける。ジャピュートを適切に装備したり、取り外したりするには1アクションを必要とする。
ジャピュートを適切に装備して使用している間、ジャピュートを武器落とししようとする試みに対抗する判定には“優位”が付される。また、武器落としされたり、自発的に手放したりしても、手首と前腕に革ひもで括りつけられているため、地面に落ちることはない。


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最終更新:2017年07月13日 22:06