地理:ブラックウェル砦

このおよそ2,000人ほどの小さな入植地は船乗りたちに“鉤爪(The Hook)”として知られる半島の北端近くに位置している。
いくつかの緋色団に支配されていないアメディオの海岸沿いの砦の1つであるブラックウェル砦は、文明の最前線に位置する独立支配を維持している壁に囲まれた町である。

ブラックウェル砦は、ずんぐりした2つの塔の間に架かる大きな海門によって守護された小さな港を持つ居心地の良い町である。
あらゆる船は港に入る前に、ブラックウェルの衛兵に船の検閲と船長への聞き取り調査を許可しなければならない。
幸運なことに、比較的平和な年が続いており、緋色団も“深紅の艦隊”(この海岸沿いの他のさまざまなより大きな寄港地を維持している)もどちらもここを無視しているおかげで、この調査もどちらかと言うとおざなりである。

ブラックウェル砦には数多くの小さく居心地のいい宿や居酒屋があり、そこではグリーン・マンと呼ばれる地元のモルト(麦芽)を混ぜたウィスキーが供される(1瓶あたり10gp)。
食糧と生活物資は、それぞれが海岸通りに倉庫を持っている4つの大きな供給業者の1つから快く購入することができる。
ここではまた、ハイローニアス、コード、ペイロア、聖カスバート、そして海の神々(プロカン、オスプレム、ゼルボ)に捧げられたいくつかの小さな社が見受けられる。

ブラックウェル砦(小さな町)
属性=中立にして善
人口=1,123人
伝統的;孤立状態(人間90%、ハーフエルフ7%、その他3%)。

重要人物:女性知事ジュリアナ・ターウォル(中立にして善 女性の人間)
最終更新:2018年08月08日 15:11