地理:ヴァンデルボーレン邸(ファーショア)

マンサレイ・メラヴァンチ卿の邸宅ほどには大きくないものの、この建造物は入植地にある他の家々と比べれば十分に大きい。
晴れ渡った海原と帆走する船の図柄を描いたステンドグラスが嵌め込まれている小さなドーム屋根が印象的な建物である。
数年前にラリッサとヴェリクのヴァンデルボーレン夫婦によって建てられ、彼らの不在の間も4人の忠実な家来たちによって維持されてきたこの簡素だが洗練された邸宅は、ラヴィニア・ヴァンデルボーレンのファーショアへの帰還と共に、つい最近再び使われるようになったばかりである。
この邸宅には6つの客室があり、ラヴィニアは、それらのすべてを他の場所で泊まりたくないと思っているPCたちに自由に使わせてくれる。
メラヴァンチ家と係わり合いになりたくないと思っている“暁の評議会”のメンバーは、彼らの望むようにここの勢力陣営の仕事を手伝うことができる。

市長選挙

0労働力量、1週間/【魅力】、〈説得〉、〈威圧〉、難易度15
PCたちはラヴィニア・ヴァンデルボーレンのために遊説し、来たる市長選挙において彼らのパトロンに投票するようファーショアの住民たちに促すことができる。
最初、240人の市民のうち、80人の市民が誰に投票するかまだ決めていない状態である。
選挙の遊説を1週間行なった後、PCは難易度15の【魅力】〈説得〉か〈威圧〉判定を行なうことができる。
また、判定を行なう本人もしくは補助者によって両方の技能を適用することで、判定に“優位”を得ることができる。
最終更新:2018年09月06日 14:09