地理:メラヴァンチ邸(ファーショア)

この入植地で最大の邸宅であるメラヴァンチ邸は美しい庭園に囲まれており、二階建ての威容を誇り、さらに主にマンサレイ・メラヴァンチ卿(秩序にして中立、男性の人間、ナイト)の風変わりなトロフィーを飾るための博物館として使われている塔が付属している。
マンサレイはラヴィニアの両親が企図した“恐怖の島”の探検に同行してきたのだが、その理由の1つは、こうした場所で約束されるエキゾチックな新しい発見に興味を引かれたことにあり、また別の理由としては、彼の兄にしてサザリン市におけるメラヴァンチ家の家長であるジービュラの過度の放蕩癖に嫌気がさしたという事もある。
彼のそれほど秘密でもない目標は、ファーショアで十分な富、資源、権力を確立し、それによっていつの日かサザリン市に戻って家族の支配権を兄からもぎ取ることである。
ここ数年以上、マンサレイは事実上ファーショアのリーダーであった;ラヴィニアの到着は彼の計画を混乱させるものであり、彼を格別不機嫌にさせている。
マンサレイは甥のアヴナーにすぐに来たる選挙の票集めの仕事をさせる。
またマンサレイは、ファーショアにおける“ゼルカルーンの角団”の代表でもある。
このサザリン市を基地とする傭兵ギルドに所属するキャラクターは、組織と接触するための拠点としてマンサレイを利用できる。

市長選挙

0労働力量、1週間/【魅力】、〈説得〉、〈威圧〉、難易度15
PCたちはマンサレイ・メラヴァンチのために遊説し、来たる市長選挙において彼に投票するようファーショアの住民たちに促すことができる。
最初、240人の市民のうち、80人の市民が誰に投票するかまだ決めていない状態である。
選挙の遊説を1週間行なった後、PCは難易度15の【魅力】〈説得〉か〈威圧〉判定を行なうことができる。
また、判定を行なう本人もしくは補助者によって両方の技能を適用することで、判定に“優位”を得ることができる。
最終更新:2018年09月06日 14:08