Unearthed Arcana: Fighter, Rogue, and Wizard
この文書はファイター、ローグ、ウィザード用のサブクラスを提供するとともに、新しい呪文と特技を提供する。
戦士の類型/Martial Archetype
3レベル時、ファイターは戦士の類型の特徴を得る。ここではこの特徴のためのプレイテスト用の選択肢を紹介する:サイキック・ウォリアーだ。
自分自身の内なるサイオニック・パワーに目覚めたサイキック・ウォリアーは、心霊的な力を封入した武器攻撃、激しい念動力、そして精神力の障壁で自らの肉体の力を増幅する。
サイキック・ウォリアーである君は、自らの規律ある訓練を通じて精神能力を鋭敏化したか、師匠の指導下で能力を解放したか、あるいは武器と盾の使い方と共に精神のパワーの使い方も専門とする学院で能力を開発したのであろう。
精神の武装化/Psionic Armament
3レベルと10レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
君は自らの精神パワーを利用して自分自身の技量を魔法的に増幅する。君が大休憩を取り終えたとき、君の防御か攻撃のどちらかを選択する。選択した利益は君が大休憩と取り終えるまで持続する。
防御の増幅:君か君の30フィート以内にいる君が見ることができる1体のクリーチャーがダメージを受けたとき、君は自分自身のリアクションを使い、d10をロール氏、ロール結果の数値分だけダメージを減少することができる。君がこのクラスで10レベルに達すると、このダイスはd12に変更される。
攻撃の増幅:君の各ターンの間に1回、武器攻撃で1体のクリーチャーに命中させたとき、その目標に対して1d4[精神]ダメージを追加で与えることができる。君がこのクラスで10レベルに達すると、この[精神]ダメージは1d6に上昇する。
念動力の手/Telekinetic Hand
3レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
君はメイジ・ハンドの初級魔法を修得する。君は構成要素なしでこれを発動することができ、この霊体の手を不可視状態にすることができる。この呪文についての呪文発動能力は【知力】である。
精神の強さ/Strength of Mind
7レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
ボーナス・アクションとして、君は自分の20フィート以内にいて、君が見ることができる1体のクリーチャーを念動力で打つことができる。目標は難易度(8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値)の【筋力】セーヴィング・スローを行なわねばならない。セーヴに失敗すると、目標は(2d6+君の【知力】修正値)に等しい[力場]ダメージを受け、念動力によって直線上に君から遠ざかる方向に15フィート移動させられる。セーヴに成功すると半分のダメージを受け、移動させられない。
君は【知力】修正値に等しい回数(最低でも1回)だけこの特徴を使うことができ、大休憩を取り終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
念動力の防塁/Telekinetic Bulwark
10レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
君が“攻撃”アクションを取るとき、君は攻撃の内1回を放棄し、自分自身の周囲半径10フィートに精神パワーの防塁を放射することができる。これは1分間か、君が無力状態になるまで持続する。この持続時間の間、君とこの効果範囲内にいる君の味方は1/2遮蔽の利益を得、【筋力】セーヴィング・スローに有利を得る。
いったんこの特徴を使用すると、大休憩を取り終えるか、“底力”の特徴を使用するまで再びこれを行なうことはできない。
苦悶を与える攻撃/Agonizing Strikes
15レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
君の攻撃は精神的な苦悶を利用できる。君が武器攻撃で1体のクリーチャーに命中を与えたとき、その目標に対して2d10[精神]ダメージを追加で与え、さらに難易度(8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値)の【耐久力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。このセーヴに成功しなければ、目標は倒れて伏せ状態になり、君の次のターンの終了時まで能力値判定に不利を受ける。
君は【知力】修正値に等しい回数(最低でも1回)だけこの特徴を使うことができ、大休憩を取り終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
サイキック・ドレッドノート/Psichic Dreadnaught
18レベルのサイキック・ウォリアーの特徴
君の精神のパワーが君という存在すべてを飲み込み、戦場ではほぼ無尽蔵の力を持つ存在へと変える。君がダメージを受けたときに自身のリアクション使い、1分間か君が無力状態になるまでの間、下記の利益を得ることができる:
- 君の各ターンの開始時、君は10ヒット・ポイントを回復する。
- 君の歩行移動速度は10フィート上昇する。
- もし君が伏せ状態なら、5フィート分の移動コストを消費することで立ち上がることができる。
いったんこの特徴を使用すると、大休憩を取り終えるか、“底力”の特徴を使用するまで再びこれを行なうことはできない。
ローグの類型/Roguish Archetype
3レベル時、ローグはローグの類型の特徴を得る。ここではこの特徴のためのプレイテスト用の選択肢を紹介する:ソウルナイフだ。
ソウルナイフは強力な精神的潜在力を有する。彼らはこの内なる魔法の貯えを利用して実体のある精神エネルギーの刃を生み出し、犠牲者の精神を切り裂く。彼らは盗賊ギルドのメンバーとして容易に職を見つけることができ、特に暗殺者として珍重される。なぜなら彼らの特徴となっている精神の刃は目に見える傷を何一つ残さないためだ。
ソウルナイフである君の精神能力は、子供時代から君を悩ませてきて、君が初めて精神のナイフを生み出したときにそれらの潜在力が明らかになったのかもしれない。あるいは、君はサイオニック暗殺者の秘密教団に見いだされ、その致命的な刃を発現させる方法を学ぶために数年を費やしたのかもしれない。
サイキック・ブレード/Psychic Blade
3レベルのソウルナイフの特徴
ボーナス・アクションとして、君は自分の片手ないし両手から輝く精神パワーでできた魔法の刃を生み出すことができる。君の手に刃が発現している間、その手では何も保持することができない。君はいつでも片方ないし両方の刃を消し去ることができ(アクションを必要としない)、また君が無力状態に陥るとそれらは消え失せる。
この刃は妙技、軽い、そして投擲の特性を有する単純近接武器である。通常射程30フィート、長射程60フィートを持ち、命中時には1d6[精神]ダメージを与える。もし君が攻撃の一部としてこの刃を投擲するなら、その目標に命中ないし外れた直後に消え失せる。それ以外の場合、君の手を離れた瞬間にこの刃は消え失せる。
精神の強化/Psionic Enhancement
3レベルのソウルナイフの特徴
君は自分自身の精神パワーに集中して自分自身に格別に優れた能力を付与することができる。大休憩と取り終えたとき、君は下記の利益の1つを選んで獲得することができ、それは君が大休憩を取り終えるまで持続する:
- 君は自分の30フィート以内にいて君が見ることができるあらゆるクリーチャーとテレパシーで意思疎通することができる。もしクリーチャーが最低でも1つの言語を話すことができるなら、その者は君に対してテレパシーで返事をすることができる。
- 君の歩行移動速度は5フィート上昇する。
- 君のヒット・ポイント最大値とヒット・ポイント現在値は(君の【知力】修正値+君のローグ・レベル)に等しい分だけ上昇する。
恐怖の刃/Terrifying Blade
9レベルのソウルナイフの特徴
君のサイキック・ブレードは今や目標の内に恐怖を打ち込むことができるようになる:サイキック・ブレードでクリーチャーにダメージを与えたとき、君はその目標に難易度(8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値)の【判断力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。セーヴに失敗すると、そのクリーチャーは君の次のターンの開始時まで君に対する恐怖状態に陥る。セーヴに成功すると、そのクリーチャーは恐怖状態にならず、24時間の間、君の“恐怖の刃”に完全耐性を得る。
精神の覆面/Psychic Veil
13レベルのソウルナイフの特徴
君は精神的な静穏さの覆面を編み出して自身の肉体の存在を隠すことができる。アクションとして、10分の間、君は自分が着用したり持ち運んでいたりするあらゆる物と共に魔法的に不可視状態になる。君が攻撃を行なうか、クリーチャーに何らかのセーヴィング・スローを行なわせたならこの不可視状態は終了する。
君は【知力】修正値に等しい回数(最低でも1回)だけこの特徴を使うことができ、大休憩を取り終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
精神の切り裂き/Rend Mind
17レベルのソウルナイフの特徴
君は1体のクリーチャーの精神を直接貫通してサイキック・ブレードで一掃できる。最低でも発現したサイキック・ブレード1本を保持している間のアクションとして、君の30フィート以内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーに難易度(10+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値)の【知力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。君がその目標から隠れているなら、このセーヴには不利が課される。セーヴに失敗すると、目標は12d6[精神]ダメージを受け、君の次のターンの開始時まで朦朧状態に陥る。セーヴに成功すると、目標はその半分のダメージを受け、朦朧状態には陥らない。この特徴を使った後、君のサイキック・ブレードの1つが消え失せる。
君は【知力】修正値に等しい回数(最低でも1回)だけこの特徴を使うことができ、大休憩を取り終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
秘術の学派/Arcane Tradition
2レベル時、ウィザードは秘術の学派の特徴を得る。ここではこの特徴のためのプレイテスト用の選択肢を紹介する:サイオニクス学だ。
ウィザードはあらゆる形態の魔法的パワーの研究をしており、そこにはサイオニクスの魔法も含まれている。サイオニクス学派に属するこれらのウィザードたちは彼ら自身の精神の魔法的潜在力を鋭敏に磨いている。ときにサイオニシストとか、メンタリストとも呼ばれるこれらのウィザードは彼らの精神的適性と意識のレンズを通してこの多元宇宙と接している。
サイオニシストは自らの精神に焦点を合わせることで彼らの魔法を利用する。それを実行することによって、彼らは自らの物理的な肉体を超越し、純粋な思考の形態を取り、構成要素の必要性を迂回して精神的に呪文を発動し、もっとずっと幅広い感覚でこの世界を知覚している。
サイオニクス学派のメンバーである君は、深淵な学習を必死に独習することによってサイオニクス的潜在能力に目覚めたのかもしれないし、あるいは精神の魔法を解放することを専門とする学問的教団に所属していたのかもしれない。
サイオニック焦点具/Psionic Focus
2レベルのサイオニクスの特徴
君は特殊な物品を通じて精神エネルギーを利用する術を学んでいる:それをサイオニック焦点具と呼ぶ。君はこの特徴によってこの物品を得る(君がどうやってこのアイテムを獲得したかについては「君のサイオニック焦点具」のサイドバー参照)。
君のサイオニック焦点具が手元にある間、君は下記の利益を得る:
- この物品は君にとって呪文発動用の焦点具となる。
- 君が君のウィザード呪文のいずれかによって[精神]か[力場]ダメージをロールするとき、君はこれらのダメージ・ダイスのいずれかで1をロールしたものを再ロールすることができるが、新しいロール結果は必ず採用しなければならない。
もし君がサイオニック焦点具を喪失したなら、小休憩か大休憩の間の1時間を瞑想することによって魔法的にそれを再作成することができ、その休憩の終了時に君の手元に焦点具が出現する。
サイオニックへの帰依/Psionic Devotion
2レベルのサイオニクスの特徴
サイオニクス学習によって君の精神の潜在能力は解放され始める。君がこの特徴を獲得するとき、下記の初級魔法の1つを選択すること:フレンズ、メイジ・ハンド、メッセージ。もし君がまだそれを修得していないならその初級魔法を修得し、それは君の修得するウィザード初級魔法の数に数えない。
サイオニック焦点具が手元にある間、君は選択した初級魔法をボーナス・アクションで発動することができ、構成要素を一切必要とせず、下記に示す修正を得る:
■フレンズ:
この呪文が終了するとき、目標は君に対して敵対的にならない。
■メイジ・ハンド:
この呪文を発動するとき、君はこの手を不可視状態にすることができ、ボーナス・アクションでこの呪文を制御することができる。
■メッセージ:
君は目標を指さす必要はなく、またメッセージを小声で囁く必要もない。
思考形態/Thought Form
6レベルのサイオニクスの特徴
サイオニック焦点具を持ち運んでいる間、君はボーナス・アクションを使い、魔法的に自分自身の肉体を純粋な精神エネルギーに変化させることができる。この変化は10分間か、君が通常形態を取り戻すためにボーナス・アクションを使うか、あるいは君が無力状態か死亡するまで持続する。
思考形態を取っている間、君は光り輝く精神エネルギーの姿であり、君のサイオニック焦点具がその内部に浮遊している。君の形態は君が望むどんな姿として見せることもできるが、明白に魔法的なものであり、君自身と同じサイズであり、半径5フィートに薄暗い光を放っている。君が着用したり持ち運んでいたりするあらゆるその他の装備品は君と共に変化して思考形態の中に融合する。また君は下記の利益も得る:
■精神的呪文発動:
思考形態である間に呪文を発動するとき、君は精神的に呪文を発動することができる。もしそうするなら、その呪文は音声要素、動作要素、そして金銭コストを持たない物質要素を必要としない。
■精神の持久性:
君は[精神]ダメージと、非魔法攻撃による[殴打]、[斬撃]、[刺突]ダメージに対する抵抗を得る。
君は【知力】修正値に等しい回数(最低でも1回)だけこの特徴を使って変化することができ、大休憩を取り終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
精神修練/Mental Discipline
10レベルのサイオニクスの特徴
君の精神パワーは大いに高まる。君がこの特徴を獲得するとき、下記の呪文の1つを選択すること:スクライング、テレキネシス、ドミネイト・パースン。君はその呪文を自分の呪文書に書き加え、それを構成要素なしで発動できる。
また君は選択した呪文を1回だけ呪文スロットを消費せずに発動することができる。それを行なった後、君は大休憩を取り終えると、スロットなしでその呪文を発動する能力を回復する。
サイオニクス強大化/Empowered Psionics
10レベルのサイオニクスの特徴
君がウィザード呪文で[精神]あるいは[力場]ダメージを与えるとき、その呪文の目標の1体に対するダメージに君の【知力】修正値を加算することができる。
思考の旅路/Thought Travel
14レベルのサイオニクスの特徴
思考形態を使っている間、君は歩行移動速度に等しい飛行移動速度を得、浮遊することができ、他のクリーチャーや物体の中をあたかも移動困難地形であるかのように通り抜けて移動することができる。
もし物体の内部で君のターンを終了したなら、1d10[力場]ダメージを受ける。もし物体の内部にいる間に通常形態に戻ったなら、君は最も近くの何ものにも占有されていない空間へと弾き出され、移動させられた5フィート毎に1d10[力場]ダメージを受ける。
サイオニクス呪文/Psionic Spells
呪文の選択はウィザードと彼ら個々の得意とする分野を定義付けするものの一部である。サイオニクス・ウィザードを作成するとき、この学派にテーマ的に適切な呪文を考慮すること。テーマとしてのサイオニクスには一般的に下記のようなことを実行するものが含まれる:
- 精神の接触や操作するもの
- 術者が遠隔地や次元界を知覚することを可能にするもの
- 知覚力を変質するもの
- 物体やクリーチャーを移動させるもの
- 瞬間移動するもの
- [精神]や[力場]ダメージを与えるもの
ここではこれらのテーマに合致したウィザード呪文のリストを示す。アスタリスク(*)付きの呪文は本書で紹介されている呪文である。
初級魔法(0レベル)
- トゥルー・ストライク
- フレンズ
- マイナー・イリュージョン
- マインド・スライヴァー*
- メイジ・ハンド
- メッセージ
1レベル
- アイデンティファイ(儀式)
- アラーム
- アンシーン・サーヴァント(儀式)
- イド・インシニュエイション*
- カタパルト(『Xanathar’s Guide』)
- コーズ・フィアー(『Xanathar’s Guide』)
- コンプリヘンド・ランゲージズ(儀式)
- サイレント・イメージ
- スリープ
- ターシャズ・ヒディアス・ラフター
- チャーム・パースン
- ディスガイズ・セルフ
- マジック・ミサイル
2レベル
- インヴィジビリティ
- クラウン・オヴ・マッドネス
- サジェスチョン
- シー・インヴィジビリティ
- ソウト・シールド*
- ディテクト・ソウツ
- ファンタズマル・フォース
- ブラー
- ブラインドネス/デフネス
- ホールド・パースン
- マインド・スパイク(『Xanathar’s Guide』)
- マインド・スラスト*
- ミスティ・ステップ
- ミラー・イメージ
- メンタル・バリアー*
- レヴィテート
- ロケート・オブジェクト
3レベル
- エネミーズ・アバウンド(『Xanathar’s Guide』)
- キャットナップ(『Xanathar’s Guide』)
- クレアヴォイアンス
- サイオニック・ブラスト*
- センディング
- タンズ
- ノンディテクション
- ヒプノティック・パターン
- フィアー
- フライ
- ブリンク
- メジャー・イメージ
4レベル
- アーケイン・アイ
- エゴ・ウィップ*
- オティルークス・レジリエント・スフィアー
- グレーター・インヴィジビリティ
- コンフュージョン
- チャーム・モンスター(『Xanathar’s Guide』)
- ディメンジョン・ドア
- ハルシネイトリィ・テレイン
- ファンタズマル・キラー
- ロケート・クリーチャー
5レベル
- インテレクト・フォートレス*
- ウォール・オヴ・フォース
- ギアス
- コンタクト・アザー・プレーン
- シーミング
- シナプティック・スタティック(『Xanathar’s Guide』)
- スキル・エンパワーメント(『Xanathar’s Guide』)
- スクライング
- テレキネシス
- テレポーテーション・サークル
- ドミネイト・パースン
- ドリーム
- ビグビーズ・ハンド
- ファー・ステップ(儀式)
- ホールド・モンスター
- ミスリード
- モディファイ・メモリー
- レアリーズ・テレパシック・ボンド(儀式)
- レジェンド・ローア
6レベル
- アーケイン・ゲート
- アイバイト
- オットーズ・イレシスティブル・ダンス
- サイキック・クラッシュ*
- スキャター(『Xanathar’s Guide』)
- トゥルー・シーイング
- ドローミジズ・インスタント・サモンズ(儀式)
- プログラムド・イリュージョン
- マジック・ジャー
- マス・サジェスチョン
- メンタル・プリズン(『Xanathar’s Guide』)
7レベル
- イセリアルネス
- シクウェスター
- テレポート
- パワー・ワード・ペイン(『Xanathar’s Guide』)
- フォースケイジ
- プロジェクト・イメージ
- ミラージュ・アーケイン
- リヴァース・グラヴィティ
8レベル
- アンティパシー/シンパシー
- イリューソリィ・ドラゴン(『Xanathar’s Guide』)
- テレパシー
- ドミネイト・モンスター
- パワー・ワード・スタン
- フィーブルマインド
- マインド・ブランク
- マッドニング・ダークネス(『Xanathar’s Guide』)
9レベル
- アストラル・プロジェクション
- インプリズンメント
- サイキック・スクリーム(『Xanathar’s Guide』)
- フォアサイト
新しい呪文/New Spells
サイオニックをテーマとする呪文の使い手に適した新しい呪文をここで紹介する。これらの呪文はウィザード、ウォーロック、ソーサラー、そしてバードの呪文リストに掲載される。
ウィザード、ウォーロック、ソーサラー、バード呪文/Bard, Sorcerer, Warlock, and Wizard Spells
初級魔法(0レベル)
1レベル
2レベル
- ソウト・シールド(防御術)
- マインド・スラスト(心術)
- メンタル・バリアー(防御術)
3レベル
4レベル
5レベル
6レベル
呪文の説明/Spell Descriptions
ここでは五十音順に呪文を紹介していく。
イド・インシニュエイション
Id Insinuation/本能的衝動浸潤
1レベル心術
発動時間:1アクション
距離:60フィート
構成要素:音声、動作
持続時間:精神集中、最大1分まで
君は距離内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーの精神に対立する欲望の波を解き放ち、決定を下す能力を減じる。目標は【判断力】セーヴィング・スローを成功させねばならず、さもなければ無力状態に陥る。その者自身の各ターンの終了時に、その者は1d12[精神]ダメージを受け、その後再度の【判断力】セーヴィング・スローを行なうことができる。成功すれば、目標にかかっているこの呪文は終了する。
インテレクト・フォートレス
Intellect Fortress/理知の要塞
5レベル防御術
発動時間:1アクション
距離:自身
構成要素:音声、動作
持続時間:精神集中、最大10分まで
君は自分自身の周囲にかすかに煌めく防御的な精神パワーの障壁を作り出す。持続時間の間、君はすべてのセーヴィング・スローに有利を得る。
君の30フィート以内にいて君が見ることができる別のクリーチャーがセーヴィング・スローを失敗したとき、君は自分のリアクションを使ってその者にセーヴを再ロールさせることができる。彼らは新しいロール結果を使用しなければならない。
エゴ・ウィップ
Ego Whip/自我の鞭
4レベル心術
発動時間:1アクション
距離:30フィート
構成要素:音声
持続時間:精神集中、最大1分まで
君は距離内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーの精神を打ち付け、絶望で満たす。目標は【知力】セーヴィング・スローを成功させねばならず、さもなければ攻撃ロール、能力判定、そしてセーヴィング・スローに対して不利を受け、呪文を発動できなくなる。自身のターンの終了時に、目標は再度【知力】セーヴィング・スローを行なうことができる。成功すれば目標にかかっているこの呪文は終了する。
サイオニック・ブラスト
Psionic Blast/サイオニック爆砕
3レベルの力術
発動時間:1アクション
距離:自身(30フィート円錐)
構成要素:音声
持続時間:瞬間
君は30フィート円錐に精神パワーの破壊的な波動を解き放つ。この効果範囲内にいる各クリーチャーは【敏捷力】セーヴィング・スローを行なわねばならない。セーヴに失敗すると、目標は5d8[力場]ダメージを受け、君から直線状に20フィート押しやられ、打ち倒されて伏せ状態に陥る。セーヴに成功すれば、目標はその半分のダメージを受け、押しやられることも、倒されて伏せ状態になることもない。
サイキック・クラッシュ
Psychic Crush/心霊圧壊
6レベルの心術
発動時間:1アクション
距離:60フィート
構成要素:音声、動作
持続時間:1分
君は距離内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーの精神に負荷をかけ、その精神を調和しない感情で満たす。目標は【知力】セーヴィング・スローを行なわねばならない。セーヴに失敗すると、目標は12d6[精神]ダメージを受け、1分間朦朧状態に陥る・セーヴに成功すると目標はその半分のダメージを受け、朦朧状態にはならない。
朦朧状態の目標は自身の各ターンの終了時に【知力】セーヴィング・スローを行なうことができる。セーヴに成功すると目標にかかっているこの呪文は終了する。
ソウト・シールド
Thought Shield/思考の盾
2レベルの防御術
発動時間:1アクション
距離:接触
構成要素:音声、動作
持続時間:8時間
君は接触した1体のクリーチャーの精神を覆うベールを紡ぎ出す。持続時間の間、目標の精神は読み取られることも探知されることもなくなり、クリーチャーは目標がそれを許可しない限りテレパシーで意思疎通することはできず、目標はその者が真実を喋っているかどうかを判定するようなあらゆる効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。
マインド・スライヴァー
Mind Sliver/精神裁断
初級魔法の心術
発動時間:1アクション
距離:60フィート
構成要素:音声
持続時間:1ラウンド
距離内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーの精神にサイキック・エネルギーでできた惑わせるスパイクを打ち込む。目標は【知力】セーヴィング・スローを行なわねばならない。このセーヴィング・スローに成功しなければ、目標は1d6[精神]ダメージを受け、君の次のターンの終了時までの間に初めてセーヴィング・スローを行なうとき、d4をロールし、そのロール結果をセーヴから差し引かねばならない。
この呪文のダメージは君が特定のレベルに到達したときに1d6ずつ上昇する:5レベル時(2d6)、11レベル時(3d6)、17レベル時(4d6)。
マインド・スラスト
Mind Thrust/精神刺突
2レベル心術
発動時間:1ボーナス・アクション
距離:60フィート
構成要素:音声、動作
持続時間:1ラウンド
距離内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーの精神にサイオニック的な破壊をもたらすランスを打ち込む。目標は【知力】セーヴィング・スローを行なわねばならない。セーヴに失敗すると目標は3d6[精神]ダメージを受け、その者の次のターンには“早足”か“撤退”アクションしかとることができない。セーヴに成功すると、目標は半分のダメージを受け、この呪文はその者のアクションの選択を制限しない。
高レベル発動。君がこの呪文を3レベル以上の呪文スロットを使って発動するとき、スロットが2レベルを超える1レベルごとに、君は追加で1体のクリーチャーを目標にすることができる。クリーチャーたちは、君が彼らを目標にするときに互いに30フィート以内にいなければならない。
メンタル・バリアー
Mental Barrier/精神障壁
2レベル防御術
発動時間:1リアクション、君が【知力】、【判断力】、あるいは【魅力】セーヴィング・スローを行なわねばならないときに取る
距離:自身
構成要素:音声
持続時間:1ラウンド
繰り返しループする思考の壁で君の精神を守護する。君の次のターンの開始時まで、君は【知力】、【判断力】、および【魅力】セーヴィング・スローに有利を得、君は[精神]ダメージに対する抵抗を得る。
新しい特技/New Feats
特技を使用するゲーム用に、ここではサイオニクスをテーマにした新しい特技を紹介している。
念動力者/Telekinetic
君は自身の精神で物体を動かす術を学ぶ。君は下記の利益を得る:
- 君の【知力】の値は最大20までの範囲で1上昇する。
- 君はメイジ・ハンドの初級魔法を修得する。君は音声要素も動作要素もなしにそれを発動することができ、その霊的な手を不可視にすることができる。
- ボーナス・アクションとして、君は自分のメイジ・ハンド呪文で作り出した霊的な手の5フィート以内にいて君が見ることができる1体のクリーチャーを突き飛ばすことができる。君がそうするとき、目標は難易度(8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値)の【筋力】セーヴィング・スローを成功させねばならず、さもなければ君から5フィート遠ざかるように押される。
精神感応者/Telepathic
君は精神的に他者に接触する能力に目覚める。君は下記の利益を得る:
- 君の【知力】の値は最大20までの範囲で1上昇する。
- 君は下記のリストから1つの技能を選んでそれに習熟する:〈威圧〉、〈看破〉、〈説得〉、あるいは〈ペテン〉。
- 君は自分の30フィート以内にいて君が見ることができる任意のクリーチャーとテレパシーで意思疎通することができる。もし少なくとも1つの言語を理解するなら、その者は君にテレパシーで返事をすることができる。
最終更新:2019年12月17日 22:39