Hermit
人生の形成期に人里離れた場所―修道院のような隔離された共同体か、全くの孤立環境か―で生活していた。社会の喧騒から離れて暮らす中、君は静けさ、孤独、そして恐らくは、探し求めていた答えのいくばくかを見つけた。
技能の習熟:〈医術〉、〈宗教〉
道具の習熟:調薬道具
言語:君が選んだもの1つ
装備:研究や祈りから得たメモ書きがいっぱいに詰め込まれた巻物ケース、冬用の毛布、普通の服、調薬道具、5gp。
隠遁生活
君が隠遁生活を送ることになった理由は何であったのか、そしてその孤立生活を終了させることになった変化は何であったのか?君の隠遁生活の正確な種類についてDMと相談して決定するか、あるいは君の隠遁生活の理由について下記の表から選ぶか、ロールして決めること。
d8 |
隠遁生活 |
1 |
精神的な啓蒙を探し求めていた。 |
2 |
宗教教団の指令に従って共同生活に参加していた。 |
3 |
冤罪によって追放された。 |
4 |
人生を変えた出来事の後、社会から逃げ出した。 |
5 |
芸術、文学、音楽、あるいは声明書に取り組むために静かな場所を必要としていた。 |
6 |
文明から遠く離れて、自然と友になる必要があった。 |
7 |
古代の遺跡か聖遺物の管理人であった。 |
8 |
精神的に重要な人、場所、遺物を探し求める巡礼者であった。 |
特徴:発見
長期に渡る庵における静かな隠遁生活で、君は独特で強力な発見物を利用できるようになった。この啓示の正確な性質は、君の隠遁生活の種類によって決まる。それは宇宙に関する大いなる真実、神々、外方次元界の強力な存在、あるいは自然の力かもしれない。かつて誰も見たことのない場所であるかもしれない。遥か昔に失われた事実を発見したのかもしれないし、歴史を書き換えるような過去の何らかの遺物を明らかにしたのかも知れない。それは君を追放した人々にとって都合の悪い情報であるのかもしれず、それこそが君が社会に復帰することになった理由であるかもしれない。
君の発見した事と、それがキャンペーンに与える影響について、DMと相談して決定すること。
推奨される個性
一部の隠者は隠遁生活に良くなじんでいるが、中にはそれに苛立ちを覚えており、ずっと仲間を切望していた者もいる。君が孤立した生活を受け入れていたのか、あるいはそこから逃げ出すことを切望していたのかに関わらず、人里離れた生活が彼らの考え方や尊ぶものを形成してきたのである。中には社会から隔離された歳月によって、多少なりとも狂気に陥ってしまっている者も少数ながら存在する。
他の隠者
この隠者の背景は学習と祈りのための場所を持つ隠棲する瞑想者を想定している。君が他人が同行するのを拒否して厳しい荒野に生きる世捨て人をプレイしたいなら、よそ者の背景を考慮せよ。他方、より宗教的な方向を望むなら、侍者こそ求めるものかもしれない。あるいは、いかさま師であり、物知りで敬虔な人物の振りをして、信心深い愚か者たちに生活の扶養をさせているのかもしれない。
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人格的特徴 |
1 |
あまりに長いこと隔離生活を続けてきたため、あまり喋らず、身ぶりや時折うなり声を上げるだけの応答を好む。 |
2 |
全く穏やかで、災害に直面しているときですらそうである。 |
3 |
共同体の指導者はあらゆる話題に答えられるほどの物識りであり、何としてでも私もその賢さを手に入れたい。 |
4 |
苦悩を受けている者に対して途轍もない共感を感じる。 |
5 |
エチケットや社会が期待することを気にも留めない。 |
6 |
私の身に起こるあらゆる出来事を、壮大な宇宙的計画と結びつけて考える。 |
7 |
しばしば自分の考えに没頭して熟考し、周囲のことなど気にも留めなくなる。 |
8 |
壮大な哲学的理論に基づいて働き、私の考え方を共有してもらうことを好む。 |
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尊ぶもの |
1 |
大いなる善:私の才能は私の利益のために使われるのではなく、皆の共有の利益のために使われるべきである。(善) |
2 |
論理:感情によって、正義と真実とは何かという感覚、言い換えれば論理的思考を曇らせてはならない。(秩序) |
3 |
自由な思考:探究心と好奇心は進歩の柱である。(混沌) |
4 |
力:孤独と熟考は、神秘や魔法のパワーへの道である。(悪) |
5 |
不干渉:他人の事情に干渉すれば、厄介事を引き起こすだけである。(中立) |
6 |
自覚:己を知れば、知るべき事は他に何もない。(すべて) |
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関わり深いもの |
1 |
庵、教団、協会の他のメンバーより大切なものなどいない。 |
2 |
今なお私を捜しているだろう者たちから隠れるために僻地に入った。いつの日か彼らに立ち向かわなければならない。 |
3 |
私は今なお隠遁生活で追い求めていた啓蒙を追い求めており、それはいまだに私には理解できていないものである。 |
4 |
手に入れる事ができなかった誰かを愛していたがゆえに、僻地に入った。 |
5 |
私が発見した事柄が明るみに出るなら、それは世界に破滅をもたらすことになっただろう。 |
6 |
隔離生活によって、私だけが破滅させる事ができる大いなる悪に対する素晴らしい洞察を与えてくれた。 |
d6 |
弱味 |
1 |
世界に戻ってきた今、楽しみに少々羽目を外しすぎている。 |
2 |
隠遁と瞑想によっても鎮めることができなかった、暗く血に飢えた考え方を宿している。 |
3 |
私の考え方と哲学は独断的である。 |
4 |
議論に勝つために必要であれば、友情と調和に影を投げかけるような事もしてしまう。 |
5 |
失われた知識の断片を発見するために危険を取り過ぎる。 |
6 |
秘密は独り占めにし、誰とも共有したがらない。 |
最終更新:2017年02月25日 23:49