savagetide5th @ ウィキ
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背景：貴族

Noble
君は富、権力、特権を理解している。君は貴族の称号を持ち、家族は土地を所有し、徴税権を持ち、重大な政治的影響力を振るっている。君は実務や不安と無縁の甘やかされて育った貴族や、貴族位に登ったばかりの元商人、あるいは、不釣り合いに思える権利を奪い取った悪党であるかもしれない。あるいは、君は正直者で重労働をこなす土地所有者で、土地で生活し働く人々の面倒をしっかりとみ、彼らに対する責任を強く感じている人物であるかもしれない。
DMと相談して適切な称号を決定し、その称号がどれほどの権威を持つかを決定すること。貴族の称号は単独で存在するものではない―それは家族全体に結びついており、君自身が保持する称号がどんなものであれ、それは君の子供たちへと伝わるものである。君の貴族の称号を決定する必要があるだけではなく、家族と彼らの影響が君に及ぶ内容についてもDMと協同して決めねばならない。
君の家族は古い家系で昔から確立されていたのか、あるいは君の称号は最近与えられたものであるのか？彼らが振るう影響力はどの程度であり、どの地域にまで及ぶのか？君の家族はその地域の他の貴族仲間の間でどのような種類の評判を得ているのか？一般の人々は彼らをどのように見ているのか？
家族の中での君の地位はどんなものか？君は家族の中の惣領息子なのか？君はすでにその称号を継いでいるのか？君はその責任についてどう感じているのか？あるいは家族の顔に泥を塗ったりしない限り、君が何をしていようと誰も気にかけないような遺産相続権から遠く離れた存在であるのか？家族の惣領は君の冒険者稼業についてどう感じているのか？君は家族の恩寵の中にいるのか、それとも家族の他のメンバーから避けられているのか？
君の家族には紋章があるのか？君が着用している印章付き指輪の徽章は？君が常時着用している軍旗はあるか？君の血筋のシンボルや、家族の霊的なメンバーとすら見なされる動物はあるか？
これらの詳細は君の家族や君の称号をキャンペーンの世界の特徴として確立するのを助けることになる。

技能の習熟：〈説得〉、〈歴史〉
道具の習熟：1種類のゲーム道具
言語：君が選んだもの1つ
装備：上質な服、印章付き指輪、系図の書かれた巻物、25gp入りの財布

特徴：特権的地位

貴族の生まれゆえに、民衆は君の事を最高と考える扱いをしようとする。君は上流社会で歓迎され、人々は君がどこにいるときであっても君にはある種の権利があるものと考える。普通の民衆は君に便宜を図り、君の不況を買わないようにあらゆる努力を払い、高い地位の出身の他の人々は君を同じ社会階級出身であると扱う。君は必要なときには、地方の貴族と謁見する権利を保障されている。

特徴の変種：家臣

もし君のキャラクターが貴族の背景を持つなら、君は“特権的地位”の代わりにこの背景を選択することができる。
君は自らの家族に忠実な3人の家臣の奉仕を受けている。これらの家臣は従者や使者でありえ、その1人は執事であるかもしれない。君の家臣たちは君のために世俗的な仕事を行なってくれるコモナーであるが、君のために戦うことはなく、明らかに危険な場所（ダンジョンなど）であれば、君について行くことはなく、頻繁に危険に晒されたり、虐待を受けたりすれば君の下を去ってしまうだろう。

推奨される特性

貴族はほとんどの人々が経験するのとはまるで違った生活様式で生まれ育っており、彼らの人格的特徴はその生まれを反映したものとなる。貴族の称号には有り余るほどの束縛が伴っている―家族、他の貴族（君主を含む）、家族が面倒を見るよう委託されている人々、そしてその称号そのものにすら、責任が伴う。しかしこの責任はしばしば貴族の名声を傷つけるために良く使われる手段となる。
d8 人格的特徴
1 私の雄弁なお世辞は、私が話しかけたあらゆる相手に、自分が世界で最も素晴らしく重要な人物であると感じさせる。
2 私の親切さと寛大さゆえに一般民衆は皆私を愛している。
3 私は無知蒙昧な大衆より一枚上手であり、私の堂々たる振る舞いを見て疑いを抱く者などひとりもいない。
4 私は常に自分が最高にカッコ良く見えるよう、最新流行ファッションを必死で追いかけている。
5 私は自分の手が汚れるのは嫌いで、不適当な宿泊施設には絶対泊まりたくない。
6 貴族の生まれであるにも関わらず、私は自分を民衆の上位にあるとは考えない。我々にはみな同じ血が流れている。
7 私からの好意というものは、いったん失われたら、それは永久に失われたという事だ。
8 もし私を傷つけるようなことがあれば、君を叩き潰し、君の名前を没落させ、君の土地に塩をまいてダメにしてやるだろう。

d6 尊ぶもの
1 尊敬：私はその地位に相応しい尊敬を受けるべきであるが、全ての人々はその地位に関わらず、尊厳を持って扱われるべきである。（善）
2 責務：私より上位の権威に敬意を払うのは我が責務であり、私より地位の低い者が私に敬意を払うのも同様に責務である。（秩序）
3 独立：私は家からの援助なしで自立できることを証明しなければならない。（混沌）
4 権力：もしより多くの権力を手に入れることができれば、誰も私のする事に文句は言わないだろう。（悪）
5 家族：血は水よりも濃い。（すべて）
6 貴族の責務：私より下位にある人々を守護し、世話をすることが私の義務である。（善）

d6 関わり深いもの
1 私は家族の許しを得るためであれば、どんな難問にでも取り組む。
2 我が家とある別の貴族家との同盟関係はどんな対価を支払ってでも維持しなければならない。
3 我が家族の人間よりも大事なものなど存在しない。
4 私は我が家族が嫌悪するある家の相続人を愛している。
5 我が君主への忠誠は決して揺らぐことはない。
6 一般大衆は私を民衆の英雄と見なさなければならない。

d6 弱味
1 ひそかにあらゆる者が自分より劣っていると信じている。
2 我が家族を永久に没落させてしまうような本当にスキャンダラスな秘密を隠している。
3 あらゆる言葉の中に私に対する隠された侮辱や威嚇の言葉をしょっちゅう聞くため、私は怒りっぽい。
4 肉欲的な快楽を飽くことなく求めてしまう。
5 実際のところ、世界というものは私を中心に回っている。
6 私の言葉や行動によって、私の家族はしばしば恥辱を被っている。
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最終更新：2017年02月25日 23:54