Kinight
騎士階級はほとんどの社会において、最下級の貴族の称号であるが、より高い地位への道ともなりうる。もし君が騎士になりたいなら、“特権的地位”の特徴の代わりに“家臣”の特徴(サイドバー参照)を選択すること。君のコモナー(一般人)の家臣の1人は、君に従士として使えるノーブル(貴族)と置き換わり、彼あるいは彼女自身が騎士階級になるための訓練を施す代わりに君の手伝いを行なう。残り2人の家臣は君のホースの世話をする馬丁と、君の鎧を磨く(そして君がそれを着用する手伝いすらする)召使いが含まれるだろう。
騎士道精神と宮廷恋愛の象徴として、君は装備品の中に、心を捧げた―純粋な種類の献身を捧げた―貴族の君主や女君主から与えられた軍旗やその他の記念品が含まれているかもしれない。その人物は君の“関わり深いもの”の対象でもあるかもしれない。
技能の習熟:〈説得〉、〈歴史〉
道具の習熟:1種類のゲーム道具
言語:君が選んだもの1つ
装備:上質な服、印章付き指輪、系図の書かれた巻物、25gp入りの財布
特徴の変種:家臣
もし君のキャラクターが貴族の背景を持つなら、君は“特権的地位”の代わりにこの背景を選択することができる。
君は自らの家族に忠実な3人の家臣の奉仕を受けている。これらの家臣は従者や使者でありえ、1人は君に従士として使えるノーブル(貴族)であり、彼あるいは彼女自身が騎士階級になるための訓練を施してもらう代わりに君の手伝いを行なう。残り2人の家臣は君のホースの世話をする馬丁と、君の鎧を磨く(そして君がそれを着用する手伝いすらする)召使いが含まれるだろう。君のコモナーの家臣たちは君のために世俗的な仕事を行なってくれるが、君のために戦うことはなく、明らかに危険な場所(ダンジョンなど)であれば、君について行くことはなく、頻繁に危険に晒されたり、虐待を受けたりすれば君の下を去ってしまうだろう。
推奨される特性
貴族はほとんどの人々が経験するのとはまるで違った生活様式で生まれ育っており、彼らの人格的特徴はその生まれを反映したものとなる。貴族の称号には有り余るほどの束縛が伴っている―家族、他の貴族(君主を含む)、家族が面倒を見るよう委託されている人々、そしてその称号そのものにすら、責任が伴う。しかしこの責任はしばしば貴族の名声を傷つけるために良く使われる手段となる。
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人格的特徴 |
1 |
私の雄弁なお世辞は、私が話しかけたあらゆる相手に、自分が世界で最も素晴らしく重要な人物であると感じさせる。 |
2 |
私の親切さと寛大さゆえに一般民衆は皆私を愛している。 |
3 |
私は無知蒙昧な大衆より一枚上手であり、私の堂々たる振る舞いを見て疑いを抱く者などひとりもいない。 |
4 |
私は常に自分が最高にカッコ良く見えるよう、最新流行ファッションを必死で追いかけている。 |
5 |
私は自分の手が汚れるのは嫌いで、不適当な宿泊施設には絶対泊まりたくない。 |
6 |
貴族の生まれであるにも関わらず、私は自分を民衆の上位にあるとは考えない。我々にはみな同じ血が流れている。 |
7 |
私からの好意というものは、いったん失われたら、それは永久に失われたという事だ。 |
8 |
もし私を傷つけるようなことがあれば、君を叩き潰し、君の名前を没落させ、君の土地に塩をまいてダメにしてやるだろう。 |
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尊ぶもの |
1 |
尊敬:私はその地位に相応しい尊敬を受けるべきであるが、全ての人々はその地位に関わらず、尊厳を持って扱われるべきである。(善) |
2 |
責務:私より上位の権威に敬意を払うのは我が責務であり、私より地位の低い者が私に敬意を払うのも同様に責務である。(秩序) |
3 |
独立:私は家からの援助なしで自立できることを証明しなければならない。(混沌) |
4 |
権力:もしより多くの権力を手に入れることができれば、誰も私のする事に文句は言わないだろう。(悪) |
5 |
家族:血は水よりも濃い。(すべて) |
6 |
貴族の責務:私より下位にある人々を守護し、世話をすることが私の義務である。(善) |
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関わり深いもの |
1 |
私は家族の許しを得るためであれば、どんな難問にでも取り組む。 |
2 |
我が家とある別の貴族家との同盟関係はどんな対価を支払ってでも維持しなければならない。 |
3 |
我が家族の人間よりも大事なものなど存在しない。 |
4 |
私は我が家族が嫌悪するある家の相続人を愛している。 |
5 |
我が君主への忠誠は決して揺らぐことはない。 |
6 |
一般大衆は私を民衆の英雄と見なさなければならない。 |
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弱味 |
1 |
ひそかにあらゆる者が自分より劣っていると信じている。 |
2 |
我が家族を永久に没落させてしまうような本当にスキャンダラスな秘密を隠している。 |
3 |
あらゆる言葉の中に私に対する隠された侮辱や威嚇の言葉をしょっちゅう聞くため、私は怒りっぽい。 |
4 |
肉欲的な快楽を飽くことなく求めてしまう。 |
5 |
実際のところ、世界というものは私を中心に回っている。 |
6 |
私の言葉や行動によって、私の家族はしばしば恥辱を被っている。 |
最終更新:2017年02月25日 23:58