背景：民衆の英雄 - savagetide5th @ ウィキ

Folk Hero
君の出身階級は卑賤であるが、君はそれ以上の何者かになる宿命を負っている。君の故郷の村の人々はすでに君を勇者と見なしており、君の運命はあらゆる場所の庶民に脅威を与える暴君やモンスターと戦うべく立ち上がるよう君を召している。

技能の習熟：〈動物使い〉、〈生存〉
道具の習熟：1種類の職人道具、乗り物（陸上）
装備：職人道具1セット（君が選択したもの1つ）、シャベル、鉄のポット、普通の服1着、10gp入りのベルト・ポーチ

---

出来事の詳細を決める

かつて君は、庶民階級の単純な職業に就いていた。おそらく農民、鉱夫、召使い、羊飼い、きこり、墓掘り人夫であったのだろう。しかし、君に別の道を歩ませ、君が偉大な何者かであることを示すような、何事かが起こったのである。君が人々の英雄と見なされるようになった出来事の詳細を選ぶか、ランダムに決定すること。

d10	出来事の詳細
1	暴君の手先に立ち向かった。
2	自然災害に際して人々の命を救った。
3	恐るべきモンスターに単身立ち向かった。
4	貧者を助けるために堕落した商人から盗みを働いた。
5	侵略軍と戦うために民兵を率いた。
6	暴君の城を打ち破り、人々を武装させるために武器を奪った。
7	暴君の兵士に対抗するため、百姓たちに訓練を施して、農具を武器として使う方法を教えた。
8	人気のない布告への抗議の象徴的なデモ運動を率いた後で、君主はその布告を撤回した。
9	セレスチャル、フェイ、あるいはそれに類するクリーチャーが祝福してくれたか、あるいは出生の秘密を明らかにしてくれた。
10	君主の軍隊に入隊し、指揮官の地位まで昇り詰め、その英雄的行為によって讃えられた。

---

特徴：素朴なもてなし

君は庶民階級出身であるため、庶民の中にすぐに打ち解けていける。君は他の一般人たちに対して君が危険な存在であるという事を示したりしない限り、彼らの間に隠れたり、休息したり、あるいは健康を回復したりするための場所を見出すことができる。彼らは法律から君をかくまったり、君を捜索している誰か他の者からかくまったりしてくれるが、君のために彼らの生活を脅かしてまでそうすることはない。

---

推奨される特性

民衆の英雄は、良きにせよ悪しきにせよ、一般人の一員である。大部分の民衆の英雄は自らの卑賤な生まれを長所と見ており、弱味とは考えておらず、彼らの故郷の共同体は彼らのことを非常に重要な存在とし続ける。

d8	人格的特徴
1	人はその言葉ではなく、行動で評価される。
2	誰かが厄介事に巻き込まれているなら、いつでも力を貸す。
3	固く決意したときには、たとえいかなる邪魔が入ろうとも、それを貫き通す。
4	フェアプレーの精神が強く、議論に対しては最も公平な解決手段を見出そうとする。
5	自分自身の能力に自信を持っており、他人にその自負するところを認めさせるためであれば何でもする。
6	考えることは他人の仕事。行動を起こすことを好む。
7	頭が良く聞こえるようにと、長々とした言葉を誤用する。
8	すぐ退屈する。運命の時はいつ訪れるのだろうか？

d6	尊ぶもの
1	尊敬：人々とは尊厳と尊敬を持って遇されるべきである。（善）
2	公正：何ものも法律の前で特別待遇を得てはならず、何ものも法に優越することはない。（秩序）
3	自由：暴君が人々に圧政を布くことは許されるべきではない。（混沌）
4	力：強くなれば、望むもの―手に入れるに値するもの―を手に入れることができる。（悪）
5	誠実：姿を偽ることには何の意味もない。（中立）
6	宿命：何であろうと、何者であろうと、より高い使命から逸らすことなどできない。（すべて）

d6	関わり深いもの
1	家族はいるが、彼らがどこにいるかは知らない。いつの日か彼らと再会したいと思っている。
2	この土地を耕し、この土地を愛し、そしてこの土地を守護したい。
3	かつてある高慢な貴族によって恐るべき敗北を喫したことがあり、その機会を得たときに復讐を果たしたいと思っている。
4	私の道具はかつての人生の象徴であり、それらを持ち運ぶことで自らの出自を忘れないようにしている。
5	自分の身を守ることができない人々を守る。
6	幼き日の恋人が、自らの運命を追求するために共に来てくれることを望んでいる。

d6	弱味
1	我が土地を支配する冒険は、私の死ぬのを見るためであれば何でもする。
2	自らの宿命の重要性を確信し過ぎており、自身の弱味や失敗の恐れを考慮しない。
3	若いころの私を知る人々は、恥ずべき過去の秘密を知っているため、私は二度と故郷に帰ることはできない。
4	都市の悪習、特に強い酒に弱い。
5	ひそかに、自分が専制君主としてこの地を支配していれば、物事はずっとましになっていた筈だと思っている。
6	仲間を信頼するにも苦労する。

---

個性と背景のトップに戻る