特技:スピア体得

Spear Mastery
スピアは学ぶには単純な武器だが、それを体得するのに費やした時間は君に利益をもたらす。君は下記の利益を得る。
  • 君はスピアによる攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
  • スピアを使用するとき、そのダメージ・ダイスはd6からd8に変更され、両手を使っているときにはd8からd10に変わる。(この利益は他の要素によってすでに武器のダイスが向上しているなら適用されない)。
  • 突撃に備えてスピアをセットできる。ボーナス・アクションとして、君から20フィート以上離れており、君が見ることができるクリーチャー1体を選択すること。もしそのクリーチャーがその次のターンにおいて君のスピアの間合いの中に移動したなら、君はリアクションとしてスピアを使ってそいつに1回の近接攻撃を行うことができる。もし攻撃が命中したなら、その目標は追加1d8[刺突]ダメージ、あるいは両手で使っているなら追加の1d10[刺突]ダメージを受ける。移動の前にそのクリーチャーが“撤退”アクションを取っているなら、この能力を使用することはできない。
  • 君のターンにおけるボーナス・アクションとして、君は自分のターンの残りの間、自らのスピアの間合いを5フィート伸ばす事ができる。

なぜこの特技が好きなのか?

Why I Like this Feats
この特技は、それが集中しているのが単純武器であるという事から、武器体得関係の他の特技とは若干異なっている。これは他の特技と同じように攻撃ロールに+1のボーナスを与えるが、同時にスピアのダメージを軍用武器なみに増幅する。
第3の要素はスピアを便利な防御用の武器とすることに焦点を置いている。D&D第5版には突撃に関する特別なアクションが存在しないため、向かってくる敵を串刺しにする能力にはちょっとした工夫が必要となる。この特技では、君に向かって敵がはっきり分かるだけの距離を移動する状況を設定している。その攻撃のためのアクションを諦め、“撤退”で君の攻撃を断つと、君が特定の敵にかかりきりになっていたとしても、慎重にクリーチャーは君に向かって接近することができる。このようにすることで、DMは君が君に向かって移動する単体のクリーチャーすべてを攻撃するつもりがあるかどうかをいちいち判定する必要がなくなる。

最終更新:2017年02月26日 13:30