クラス:ミスティック(UAテイク3)

Mystic

クラスの特徴

Class Features
ミスティックとして、君は下記のクラスの特徴を得る。
表:ミスティック
レベル 習熟ボーナス 特徴 修得タレント数 修得修練数 サイ・ポイント サイ限界値
1 +2 サイオニック、ミスティックの結社 1 1 4 2
2 +2 神秘的回復、テレパシー 1 1 6 2
3 +2 ミスティックの結社の特徴 2 2 14 3
4 +2 能力値上昇、精神の力 2 2 17 3
5 +3 2 3 27 5
6 +3 ミスティックの結社の特徴 2 3 32 5
7 +3 2 4 38 6
8 +3 能力値上昇、強化版サイオニック(1d8) 2 4 44 6
9 +4 2 5 57 7
10 +4 限界消耗パワー 3 5 64 7
11 +4 サイオニック体得(1回/日) 3 5 64 7
12 +4 能力値上昇 3 6 64 7
13 +5 サイオニック体得(2回/日) 3 6 64 7
14 +5 ミスティックの結社の特徴、強化版サイオニック(2d8) 3 6 64 7
15 +5 サイオニック体得(3回/日) 3 7 64 7
16 +5 能力値上昇 3 7 64 7
17 +6 サイオニック体得(4回/日) 4 7 64 7
18 +6 4 8 71 7
19 +6 能力値上昇 4 8 71 7
20 +6 サイオニックの肉体 4 8 71 7


ヒット・ポイント

Hit Points
ヒット・ダイス:ミスティック・レベル毎に1d8
1レベル時のヒット・ポイント:8+【耐久力】修正値
より高いレベルの時のヒット・ポイント:2レベル以降のミスティック・レベル毎に1d8(あるいは5)+【耐久力】修正値

習熟

Proficiencies
防具:軽装鎧
武器:単純武器
道具:なし

セーヴィング・スロー:【知力】、【判断力】
技能:〈医学〉、〈看破〉、〈自然〉、〈宗教〉、〈知覚〉、〈魔法学〉、〈歴史〉から2つ選ぶ

装備

Equipment
君は下記の装備に、背景によって与えられる装備を加えたものを持ってゲームを開始する。
  • (a)スピア、あるいは(b)メイス
  • (a)レザー・アーマー、あるいは(b)スタデッド・レザー・アーマー
  • (a)ライト・クロスボウとボルト20本、あるいは(b)任意の単純武器
  • (a)学者パック、あるいは(b)探険家パック
あるいは、君はここにあるものと背景による装備を無視して、『Player’s Handbook』の第5章にある装備品から5d4×10gp相当の買い物をすることもできる。


サイオニック

Psionics
サイオニックの学徒である君は、この文書の最後に示されているルールの、サイオニック・タレントと修練を体得し、使用することができる。サイオニックは呪文発動とは全く異なる、特殊な形の魔法使用である。

サイオニック・タレント

Psionics Talents
サイオニック・タレントは君が体得しているちょっとしたサイオニック効果である。1レベル時、君は自らが選択した1つのサイオニック・タレントを修得する。君はより高いレベルにおいて自らが選択した追加のタレントを学ぶ。「表:ミスティック」の「修得タレント数」の列には、各レベルにおいて君が修得しているタレントの合計数が示されている;この数字が上昇したとき、新しいタレントを選択すること。

サイオニック修練

Psionics Disciplines
サイオニック修練はミスティックがサイオニック・パワーを発現することを可能にしてくれる、一そろいの厳格な精神的訓練である。ミスティックは同時には少数の修練しか体得しない。
1レベル時、君は自らが選択したサイオニック修練1つを修得する。「表:ミスティック」の「修得修練数」の列には、各レベルにおいて君が修得している修練の合計数が示されている;この数字が上昇したとき、新しい修練を選択すること。
加えて、君がこのクラスのレベルを獲得するときにはいつでも、君は修得している修練ひとつを君が選択した別のものと入れ替えることができる。

サイ・ポイント

Psi Points
君は修得しているサイオニック修練につぎ込むことができるエネルギーの内なる蓄えを持っている。このエネルギーはサイ・ポイントとして表わされる。それぞれのサイオニック修練には、特定のサイ・ポイント数を消費することで生み出すことができる効果について説明されている。サイオニック・タレントにはサイ・ポイントは必要としない。
君が有するサイ・ポイント数は「表:ミスティック」の「サイ・ポイント」の列に示されている。君のレベルとして示されている数値が君のサイ・ポイント最大値である。サイ・ポイントの現在値は、君が大休憩を取り終えると最大値にまで回復する。君が有するサイ・ポイントが0を下回ったり、最大値を超えたりすることはない。

サイ限界値

Psi Limit
君は大量のサイオニック・エネルギーを利用することができるが、それにはエネルギーを導くための訓練と練習を要する。1つのサイオニック修練を起動するために君が消費することができるサイ・ポイント数には限界がある。この限界値は「表:ミスティック」の「サイ限界値」に示されている通り、君のミスティック・レベルに基づいている。たとえば、3レベル・ミスティックであるなら、君がどれだけのサイ・ポイントを有しているかに関わらず、1つの修練を使用する毎にそれに対して3サイ・ポイントを上回る量を消費することはできない。

サイキック集束

Psychic Focus
君はそこから進行中の利益を引き出すために、サイオニック修練の1つにサイキック・エネルギーを集中させることができる。ボーナス・アクションとして、君は自らのサイオニック修練の1つを選び、修練の説明に示されているサイキック集束の利益を得ることができる。この利益は君が無力状態になるか、別のボーナス・アクションを取って異なる集束の利益を選び直すまで持続する。
君は同時には1つのサイキック集束しか持つことができず、1つの修練にサイキック集束を使用することは、他の修練を使用する能力を制限することはない。

サイオニック能力

Psionic Ability
【知力】が君のサイオニック修練に関するサイオニック能力である。サイオニック修練に関するセーヴィング・スロー難易度を決定する際や、それを使った攻撃ロールを行なう際には、【知力】修正値を用いる。

修練セーヴ難易度=8+習熟ボーナス+【知力】修正値
修練攻撃修正値=習熟ボーナス+【知力】修正値


ミスティックの結社

Mystic Order
1レベル時、君は1つのミスティックの結社を選ぶ:
で、いずれもこのクラスの説明の最後に説明されている。各結社はサイオニックに対する特定のアプローチ方法に特化している。
君の結社は1レベル時にそれを選んだときに特徴を与えてくれ、加えて3レベル、6レベル、そして14レベル時に追加の特徴を与えてくれる。


神秘的回復

Mystical Recovery
2レベル以降、君はサイオニック修練にパワーを与えるために使ったサイ・エネルギーから活力を引き出すことができる。
君がサイオニック修練にサイ・ポイントを消費した直後、ボーナス・アクションを使って消費したサイ・ポイントの値に等しいヒット・ポイントを回復することができる。


テレパシー

Telepathy
2レベル時、君の精神はテレパシーを使って意思疎通する能力に目覚める。君はこの方法で君の120フィート以内にいて、君が見ることができるあらゆるクリーチャーとテレパシーで会話することができる。君のテレパシーのメッセージを理解させるために、そのクリーチャーと言語を共有している必要はないが、そのクリーチャーは最低でも1つの言語を理解する能力を持っているか、それ自体がテレパシーを使うことができなければならない。


能力値上昇

Ability Score Improvement
4レベル、および8レベル、12レベル、16レベル、そして19レベルに達したとき、君は自分が選択した1つの能力値を2上昇させるか、あるいは自分が選択した2つの能力値をそれぞれ1上昇させることができる。通常の場合と同様、この特徴を使って能力値を20よりも高く上昇させることはできない。


精神の力

Strength of Mind
最も単純なサイオニックの技術ですら、サイオニック・エネルギーがどのようにして精神と肉体を増幅することができるかについての深い理解を必要とする。この理解によって、君は脅威により良く対処するべく、自らの防御力を改めることができるようになる。
4 レベル以降、君が小休憩か大休憩を取り終えたときにはいつでも、君の【判断力】セーヴィング・スローへの習熟を置き換えることができる。そうする際、【筋力】、【敏捷力】、【耐久力】、あるいは【魅力】のどれかを選ぶこと。君は【判断力】の代わりに、その能力を使ったセーヴへの習熟を得る。この変化は君が次に小休憩か大休憩を取り終えるまで持続する。


強化版サイオニック

Potent Psionics
8レベル時、君は自らの武器攻撃にサイキック・エネルギーを込める能力を得る。君の各ターンにつき1回、君が武器でクリーチャーに攻撃を命中させたとき、その目標に対して追加1d8[精神]ダメージを与えることができる。君が14レベル時に達すると、この追加ダメージは2d8に上昇する。
加えて、君はサイオニック・タレントによって君が行うあらゆるダメージ・ロールに【知力】修正値を加える。


限界消耗パワー

Consumptive Power
10レベル時、君は自らの肉体的持久性を犠牲にすることで、サイオニック・パワーを引き換えに手に入れる能力を得る。サイオニック修練を起動しているとき、君はサイ・ポイントを使用する代わりに、自らのヒット・ポイントによってそのサイ・ポイント消費量を支払うことができる。
君の現在のヒット・ポイントとヒット・ポイント最大値は両方とも君が消費したヒット・ポイントの数値だけ減少する。この減少分はいかなる手段によっても軽減することはできず、ヒット・ポイント最大値の減少分は大休憩を取り終えるまで持続する。
いったんこの特徴を使用したなら、君は大休憩を取り終えるまで再びそれを使用することはできない。


サイオニック体得

Psionic Mastery
11レベル時以降、君のサイオニック・エネルギーへの体得は君の精神を通常の限界を超えたところへと押しやる。アクションとして、使用するためにアクションかボーナス・アクションを必要とする修練にだけ消費することができる。9ポイントの特別なサイ・ポイントを獲得する。君はこの9ポイントすべてを1つの修練に使用することもできるし、あるいはそれを複数の修練に分散することもできる。君は同時に君の持つ通常のサイ・ポイントをこれらの修練に費やすことはできない;君はこの特徴から獲得した特殊なポイントだけを消費できる。大休憩を取り終えると、君は消費していなかった分のこれらの特別なサイ・ポイントを失う。
もしこれらのポイントを使って起動した修練の1つより多くのものが精神集中を必要とするなら、君はそれら全てに対して精神集中することができる。これらの1つを起動すると、君がすでに精神集中しているあらゆる効果は終了し、もし君がこれらの特別なポイントを使わない効果に精神集中を始めたなら、君が精神集中している修練すべては終了する。
15レベル時、この特徴から君が獲得するサイ・ポイントの蓄えは11ポイントに上昇する。
君はこの特徴の使用回数を1回分だけ有し、大休憩によってその消費した使用回数すべてを回復する。13、15、17レベル時には、この特徴の使用回数を追加で1回ずつ獲得する。


サイオニックの肉体

Psionic Body
20レベル時、君のサイオニック・パワーへの体得は、君の精神を肉体を超越したものにする。君の肉物理的な肉体にはサイオニック・エネルギーが吹き込まれる。君は下記の利益を得る:
  • 君は[殴打]、[斬撃]、[刺突]ダメージに対する抵抗を得る。
  • 君はもはや年を取らない。
  • 君は病気、[毒]ダメージ、そして毒状態に完全耐性を有する。
  • もし君が死んだなら、d20をロールすること。10以上が出れば、君は瀕死状態になる代わりに、0ヒット・ポイントで分解して気絶状態になる。君と君の装備品は消え失せる。君は死んだ場所のある次元界において、1d3日後の君が選んだ地点に。大休憩を1回取っただけの利益を得て出現する。


最終更新:2017年05月14日 19:20