NPC:ガット・タガー

Gut Tugger
クレスレッド・フェルドレイク・男性

ロウィンの“ペット”のふりをしているが、実は無情で無愛想なクレスレッド・フェルドレイクである。
(ガット・タガーとは「内臓を引っ張り出す者」という程度の意味)
ほとんどのクレステッド・フェルドレイクが善の属性で、エルフの都市や軍隊に護衛として仕えているのに対し、ガット・タガーは常に狭量な性質を持っていた。
彼が財宝に関する争いの末に群れの仲間を殺してしまったとき、彼のエルフの後見人たちは彼に断固たる処置を取ろうとした。
彼は彼らをも同じように殺害し、その後ただ一人そのエルフの村から逃亡し、わざと動物密輸業者に捕まった。
ガット・タガーは知性のないクリーチャーのふりをした。
彼はこれが、エルフの抑圧者たちから遠く離れたどこかへ行くための無料チケットだということを知っていたのだ。
最終的に彼はサザリン市に到着し、ヘルドラス・ケラーニによって、彼女の娘への贈り物として購入されたのである。
ロウィンとガット・タガーは固い友情を結び、驚くべき速さで彼女から盗みの技術を授かった。
最終的に、ガット・タガーはロウィンの“ペット”という安楽な生活に満足していた。
ロウィンはしばしば彼にギルドホール内をぶらぶら歩き回らせており、それによってロータス・ドラゴン団内部をひそかに見張っていた。
盗賊たちの誰も、ガット・タガーに知性があるとは思ってもおらず、少なからぬ盗賊たちが、ガット・タガーの女主人への報告に基づいて、口の軽さや、不服従を理由にクランチャーの犬小屋行きを命ぜられていた。

PCたちがギルドホールに突入したとき、彼は殺害された。
ロウィンはワンド・オヴ・ゾンビ・メイキングを用いて彼をゾンビに変えて戦わせた。


最終更新:2017年07月12日 21:22
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