救急を勉強する研修医・レジデントの方におすすめの救急医療に関する
本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
あなたにぴったりの本・教科書が見つかれば幸いです.
救急医療(きゅうきゅういりょう、Emergency medicine)とは、人間を突然に襲う外傷や感染症などの疾病、すなわち「急性病態」を扱う医療である 。
wikipediaより
救急部で学ぶべきことは多すぎてまとめるのが困難なのですが、指標として、
①緊急性を鑑別するノウハウ、トリアージ能力
②急性期対応
③基礎的な外傷への対応
一口に「救急部」といって各施設で、救急部本職ではないローテーターがやるべきことは大きく異なってきます。
ほとんど一次救急しかないようなところから、三次救急までしっかりとローテーターがみるところもあります。
大学病院のように各専門科がしっかりあって、各科への振り分けが重要視されるようなところもあれば、
初期対応から入院まですべて救急部でやらなくてはいけないところもあります。
つまり千差万別で、各施設の特色が特に出やすい科です。
このように、学べることが環境によって違ってきますが、基本的には上記の3点を念頭に置いて
学んでいってもいいのではないかと思います。
他のどんな科に行くにしても、臨床をやる限り
①緊急性を鑑別するノウハウ、トリアージ能力、②急性期対応
は求められます。
● 鉄板の一冊は?
■ 救急レジデントマニュアル ■
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臨床ではいつもそうですが、特に救急部ではいつ、どんな症例がくるかわかりません。
そんなわけでまずそろえたいのはこのポケットの中の一冊です。
こちらの救急レジデントマニュアルは昔からある定番で、最近また改訂されました。
迷ったらまずこちらからでいいのではないでしょうか。
● 手技を覚えたい
■ ビジュアル救急必須手技マニュアル ■
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救急では内科では普段行わないような手技がどうしても必要になります。
ナートのような縫合処置ももちろんそうですが、肘内障、顎関節症など
整形外科的な手技も幅広く必要になります。
こちらの本はそれらの手技が大変わかりやすく、鮮やかな
画像で解説されています。
救急の基本的手技に関してはかなり網羅されています。
救急部で手技が必要な施設でしたら、ぜひ。
ステップビヨンドレジデント
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で、でた!!と思う方も多いのではないでしょうか。
そう、かの有名な林先生のステップビヨンドレジデントです。
結構いろんな救急部や医局、当直室においてあるイメージですよね。
救急のマニュアル的な本ではなく、考え方、とらえ方がとてもわかりやすく、
直感的にわかる文章で記されています。
2016年7月現在7巻まででています。
ちなみに、これまた有名な話だとは思いますが
このシリーズは二巻から読むとわかりやすいです。
そして、その後そろえるなら偶数巻たちから読むとわかりやすいですよ。
改訂第4版日本救急医学会ICLSコースガイドブック
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ICLSをコースとして受講しなくてはいけない施設も多いのではないでしょうか。
こちらはICLSのガイドブックです。
これから受講する方だけではなく、指導の際にもぜひ目を通しておきたいですね。
あなたも名医!もう困らない救急・当直
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ステップビヨンドもいいけど、全巻集められないよ、というあなた。
そんなあなたにぴったりなのがこちらです。
やはり書かれているのは林寛之先生です。
一冊で、救急の一通りのことが網羅されておりかなりお得で、勉強になる一冊です。
しかも当直でも使える内容になっています。
コスパの良さがハンパないです。
ムックなのであまり在庫数がないのが難点ですが、相当おすすめです。
その他の科目の本・書籍ついては
からどうぞ!