検査値の研修医・レジデントにおすすめの本・教科書

 

検査値について勉強する研修医・レジデントの方におすすめの本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。

病棟でも外来でもまずは採血データから始まり、検査値の読み方でつまづくことも多いと思います。

また、異常をひっかけるのために検査値の読み方を覚えることは重要です。

あなたにぴったりの本・教科書が見つかれば幸いです.

 

 検査値はどう勉強すればいいの?


まずは基本的な採血の読み方から覚えましょう。

温度版が病棟にある施設では、温度版書きも若手の重要な仕事だと思います。

一口に採血といっても、いろいろありますが、大まかにルーチンとしてよくとるものとしては

・血算

・生化学

・凝固

にわかれます。

また、これらのルーチン的な採血の後に自己抗体であったり、腫瘍マーカーであったり、といったような細かい専門的なオーダーが入ってきます。

ということで、本を選ぶ際は、どの本が必要なのか意識しながら、

・ルーチン(血算・生化学・凝固)

・専門的オーダー

が調べられるものかどうか、意識してみてください。

 

 ルーチン検査値の基本を学ぶなら


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浅くしぼって、ルーチンのことを調べるならまずはこちらの本。

検査値は一つ一つを掘り下げようとすると深くなりすぎて程度が難しいですが、一通りのことがさらっと載っている本です。

汎用性を意識して書かれているため、一つ一つの項目は深くないのと、書いておいてほしい項目がないという欠点はあります。

しかし使いやすさを第一に考えられているのでそれは長所でもあり欠点でもあり、といったところです。

浅く、効率よく、使いやすく、の羊土社らしい本。

 

 

 ルーチンから細かいものまでしっかり検査値の基本を学ぶなら


臨床検査データブック

 ★科別 人気第1位! 

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検査値についてしっかり調べるならば定番のこちらの本。

頻用されるルーチン検査はもちろん把握されていますし、かなり専門的な項目も幅広く収録されています。

よっぽど特殊な検査でなければ、ひととおり載っています。

一つ一つの項目も丁寧で、実践的でありながらその項目について深く学ぶこともできます。

検査値の本の金字塔です。

欠点としては少し重みがあることですが、辞書的な一枚一枚が比較的薄い紙なのでそんなに気にならないのではないでしょうか。

検査値の本で外れなく定番をいくならこちらが非常におすすめ。

 

 

 検査値の読みもの


異常値の出るメカニズム 第6版

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異常値の出るメカニズム 第6版

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タイトル通り、検査値がでるメカニズムについて学べる本。

検査値の読み物としてかなり面白い。

検査値の異常値、正常値を丸暗記するのではなくて、その検査にどんな意義があるのか、どんな理由でその値が上がり下がりするのかがわかる。

ベッドサイドで引く本ではないが、興味がある部分、よく使う項目、解釈に困る値などのページを読んでおくととてもためになります。

 

 

その他の本

その他の科目の本・書籍ついては

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Thank you for your Coming.

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最終更新:2017年09月18日 11:04