外科でおすすめの縫合練習キットをご紹介します。
当サイトは本来は書籍をご紹介するサイトですが、ご要望をいただいたので外科の練習で役立つキットをご紹介します☆
また、腹腔鏡手術の練習キットもご紹介します。
本屋さんにちょっとした雑貨などもおいてあるイメージだと思ってください(笑)
外科の手技はとにかく学んで、実践・練習あるのみです。
しかしスポーツと同じで、とにかく練習練習・・・!とは思いません。
理論を学んだ上での練習が大切です。
外科の手技の練習には二種類あります。
1つ目は手術中でなくても、自宅や医局でキットさえあればれんしゅうできるもの。
2つ目はやっぱり本番じゃないと練習できないもの。
1つ目の本番じゃなくても練習できるものをしっかりしておくことで、2つ目の本番じゃないと練習できないものの成長曲線の角度が変わります。
やれるところまでやってしまいましょう!
まず重要なことは理論から学ぶことです。
私はもうそんなに若い世代、というほどではない世代ですが、体育会系の「とにかく体を動かせ」という思想が大嫌いです(笑)
先輩後輩の上下関係に関しては体育会系のノリのほうが結果的にうまくいくのではないかと思っていますが、技術に関しては本を読まないでとにかく体を動かせばいい、というのはある意味で努力と工夫の放棄だと思います。
先人たちの積み挙げてきた失敗と技術を知識として学んでからの実践と繰り返しが重要です。
これはなにごとでもそうかもしれませんが。
なので、まず理論を学ぶ本としては
■内視鏡下縫合・結紮手技トレーニング(DVD付)
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がラパロを学ぶ上で鉄板だと思います。
その次にいよいよ実践に移りましょう。
練習用の物品としては、
■トレーニング用ラパロ鉗子 ガニメデ LPL4010
■トレパッド渦巻(スタンダード) 腹腔鏡手術トレーニング用縫合・結紮パッド
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これら上記二つが練習用としてはスタンダードなのではないでしょうか。
前述のとおり、手技には二種類あって、実践でしか練習できないものと、一人で練習できてしまうものにわかれます。
この一人で練習できるものを大量にこなすことで、実践でしか練習できないものの成長曲線が大きく変わります。
例えるならば、英語は実際に会話しないと使えるようになりませんが、教科書的なベースがあってこその実際の会話で成長があります。
実践と理論は両輪であって、この二つのどちらが欠けてもいい成長はないと思っています。
基礎さえできてしまえばあとはあっという間です。日々頑張りましょう!
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