消化器内視鏡研修医・レジデントにおすすめの本・教科書・参考書をご紹介します.
下部内視鏡,上部内視鏡,両方を網羅する本・教科書・医学書をご紹介します.
内視鏡(ないしきょう、英: Endoscope)は、主に人体内部を観察することを目的とした医療機器である。
本体に光学系を内蔵し、先端を体内に挿入することによって内部の映像を手元で見ることができる。細長い形状をしている一般的なものの他、カプセル型のものもある。また、観察以外に、ある程度の手術や標本採取ができる性能をもつものもある。
<wikipediaより>
とにかく症例数!ではけっしてありません.
学生時代に習った,有名な言葉があります.
「大事なことはすべて患者さんが教えてくれる」
私はこの言葉は違うと思います.
患者さんがすべて教えてくれるならソクラテスの時代に医学は完成しているはずです.
その後の長い医学の歴史の蓄積で今の医療があります.
しっかりと本と,人と,経験から先人のレガシーを学び
それを基礎としたうえで経験を積むことに意味があります.
基礎を作ったうえで経験を積んでいきましょう!
■ 消化管内視鏡 適切な検査・治療のための手技とコツ ■
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上部・下部の両方を網羅している本としては一番スタンダードな本なのではないでしょうか.
写真・イラストが多く,胃部のことも大腸のこともひととおり書いてあります.
初学者のころはさらっと全体を見通せる本が必須だと思いますが,
そんな位置づけの,入門に本当にもってこいの本です.
■上部消化管内視鏡診断マル秘ノート ■
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表紙通りの読みやすさ。
表紙を裏切る内容の真面目さ。
胃・食道についてとてもしっかりと、わかりやすい本です。
本当に見た目通りの読みやすさなので、読み物としてもとても面白いです。
上部消化管内視鏡でまず一冊目として人気がありますね!
ちなみに本文中に何度も「モテる」というフレーズが出てきますが、だれを対象にモテようとしてるのでしょうか。
見学についてるナース?
もしかして禁断の患者さん?
はたまた見学についてくれてる研修医かレジデント?
↓
***以下余談 読み飛ばしていただいて構いません***
ここであくまで私の脳内メタ解析の結果ですが、モテる方法をご紹介(男性医師に限る)。
今モテていないとお困りの若手医師のあなた。医者になったのにモテないと思っているあなた。
焦らないでください。
焦って好きではない人と一生を誓わないでください。
学年が上がれば同じ職場の人に確実に今よりモテます。
私たちの職場は奇跡的なほどに女性が多い職場です。
その中で今あなたがモテないのは、仕事上頼りないからです。
そんなあなたもたった数年経てば立派なチューベンかオーベンです。
まだピヨピヨの研修医たちを引き連れて、あなたは今とくらべものにならないほど素敵に見えます。
若手女性スタッフたちからは、同期のまだ頼りない男性研修医より数倍素敵にみえる・・・はずです。
しかし、清潔感がなかったり、オーベン相応の力がなかったり、評判が悪すぎるとモテません。
つまり、あなたが一番モテるには
経験と知識を積んで、清潔感を保って、普通かそれ以上のオーベン になるだけ!なのです。
評価の低いオーベンになると若さのメリットのほうが上回って、今よりモテなくなるので注意!ですよ。
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上部消化管内視鏡の検査に関連する本としてはまずこれからがいいと思います.
丁寧に検査の準備の仕方,スコープの選び方,挿入の仕方から始まります.
そしてその後実際の所見の見方を系統立てて,きれいな画像とともに解説していってくれます.
頻度の高い症例についてもきちんと記載されています.
これだけの内容をコンパクトに,わかりやすく,整理して網羅している洗練された本です.
上部消化管内視鏡で迷ったらおすすめです.
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上部消化管内視鏡のバイブルと呼べる本です。
圧倒的な情報量はただただ頼りになります。
そしてこれだけの情報量でありながら、説明が非常に洗練されていて、わかりやすい。
実用的かつ、学術的な、まさに消化管内視鏡のバイブルと呼ぶにふさわしい一冊です。
今後内視鏡をずっとやっていくのであれば必需品といえるかもしれないほどです。
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大腸内視鏡をはじめてやる方から,ある程度できるようになった方にとてもおすすめの本です.
特につまずきがちな,挿入とその前後について非常にわかりやすく書かれており
読んでから検査にかける時間が短縮するのではないでしょうか.
付属のDVDの動画も秀逸で,こちらもぜひ参考にしたいところです.
大腸内視鏡を学びたいなら,まずおすすめです.
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上部と同じく、こちらも下部消化管内視鏡のバイブルと呼べる本です。
安定したクオリティはまさに下部内視鏡の聖典。
今後下部消化管内視鏡をやっていくなら、ぜひ持っておきたい一冊です。
その他の本・書籍ついては
もどうぞ!