皮膚科にとって病理所見は非常に重要な情報です。
しかし、それだけ重要な皮膚病理でありながら苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
これって、学生時代に植え付けられたマインドなのでしょうか。。。。
美しくも奥深い、皮膚病理の世界の本をご紹介します。。
● まずおすすめしたい皮膚病理のシリーズ
■みき先生の皮膚病理診断ABCシリーズ■
★科別 人気第1位!
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個人的に皮膚病理で一番おすすめのシリーズです!!
画像左から順に、表皮系病変、付属器系病変、メラノサイト系病変、炎症性病変になっています。
どれも皮膚病理の入門書として、非常に洗練されていて、女医さんならではのセンスのあふれる構成でとてもわかりやすく、皮膚病理について教えてくれます。
皮膚病理の基礎知識がなくても、リラックスして読むことができます。
まずは一冊読んでみて気に入ったら残りのシリーズも読んでみたらいかがでしょうか。
本当におすすめしたい書籍です。
● 一冊で皮膚病理をまとめるなら
■病理像+臨床写真で一目でわかる! 臨床医が知っておきたい皮膚病理の見かたのコツ■
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「みき先生」シリーズが分冊になっていたのに対して、こちらは皮膚病理のことがひととおり一冊でまとめられています。
羊土社としてはやや高額(2017年現在で9720円)ですが、その分内容は充実していて、皮膚病理の全体的なことが記載されています。
まとまりも非常によくこれまでありそうでなかったポジションの本で、皮膚病理の入門書としておすすめです!
この本だけではなく、どうしても病理系統の本はカラーで写真を豊富に載せる必要があり、価格が上がりやすくなってしまいますが、この本は内容を考えるとかなりコストパフォーマンスが良好になっています。