精神科を勉強する研修医・レジデントの方におすすめの本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
精神科って、内科とも外科とも違ってとっつきづらさがあるかもしれません。
しかし精神科の疾患はとても身近なものも多くあります。
また、精神科では一緒に,他の科でもよく使用するであろう,睡眠薬の使い方などについても学んでいきましょう.
あなたにぴったりの精神科の本・教科書が見つかれば幸いです.
精神科(せいしんか、英語: Department of Psychiatry)とは、医療機関における診療科目の一つである。精神障害・精神疾患・依存症・睡眠障害を主な診療対象とする。
<wikipediaより>
まず,将来精神科に進まないとしても臨床を続ける限り,
睡眠薬の使い方はある程度理解が必要でしょう.
また,他の科に進む場合,目の前の患者さんの精神科疾患を見抜くことが
大切になってきます.
会話しているときの違和感を察知して,コンサルとのタイミングを
外さないようにしたいですね.
そして重要なのは認知症です.
これも臨床にはつきものです.
ぜひ,これらを学んでいきましょう.
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とりあえずは,こちらからです.
このサイトの随所に同じ記載をしてしまって申し訳ないのですが,
ある科をローテートするとき,まずは白衣の中に味方を作ることが重要です.
学術体系はもちろん学ばなくてはいけないのですが,ネーベンのうちは
とにかく実践と雑用をこなさなくてはいけないことも多いでしょう.
こちらの本はそんな,精神科領域における”白衣の中の味方”です.
いわゆるレジデントブックですね.
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精神科の薬ってわからないと漠然と眠剤を出し続けてり,リーゼを処方し続けたり,
とういことがよくあります.
当然,専門的な処方の仕方は精神科コンサルトをするべきですが
ある程度の向精神薬の基礎知識は身に着けておきたいところですよね.
この本は精神科でよく使う薬について,臨床で使える知識を教えてくれます.
精神科の薬の入門書としておすすめです.
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はい,でました.
認知症って臨床やる限りは,小児科でもない限り,絶対と言ってもつきあっていかなくては
いけないものです.
一口に認知症といっても,原因によって対応が異なってくる場合も多くあります.
また,認知症は患者さん本人のみならず,ご家族,地域を巻き込んでくる
重要な病態です.
”内科医のための”とありますが,つまりは初学者に向いている本ということです.
先の進路が何であれ,知識は身に着けておきたいですね.
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はい,これも出ました.
外来に出ると,眠剤DO処方って本当によくあります.
漠然とマイスリー出してしまうことも多いと思うのですが,
作用時間であったり,患者さんの不眠の原因・型であったり,
考えなくてはいけないことが本当はたくさんあります.
ちなみに,転倒した患者さんの睡眠薬に関連した訴訟も過去に起きています.
自分で処方するようになる前に,一度はこの手の本は読んでおいたほうがいいのではないでしょうか.
おすすめです.
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うつ病診療の王道中の王道です.
うつ病は発症率も高く,触れる機会も多い疾患です.
精神科領域の中ではcommon diseaseと言えるでしょう.
日本うつ病学会から出版されている,うつ病診療の幅広い内容
となっている外れのない一冊です.
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統合失調症も精神科領域でふれることの多い疾患です.
特に非精神科専門医にとってはとっつきづらい疾患なのではないでしょうか.
出版当時の最新の知見が載っており,治療についてももちろん触れられています.
診る機会があるのであれば,ぜひ.
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摂食障害は入院も多い,頻度の高い疾患だと思います.
この本はNICEというガイドラインを実際の臨床現場で,摂食障害の診療を
用いることを目的とした本です.
摂食障害をみることがあるのであれば読んでおきたいところですね.
その他の科目の本・書籍ついては
からどうぞ!
Thank you for your Coming.
xxx