眼科を勉強する研修医・レジデントの方におすすめの
本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
あなたにぴったりの眼科の本・教科書が見つかれば幸いです．
● そもそも眼科って？
眼科学（がんかがく、英称: ophthalmology）とは、眼球や眼球周囲の組織に関する疾患を扱う医学の診療研究分野である。専門医は眼科医と呼ばれるが、一般には歯医者などと同様に、目医者、眼医者とも呼ばれる。
<2017/1/23 wikipedia "眼科学"より引用>
● 眼科でなにをまなべばいいの？
個人的に思うことですが眼科はマイナー科のなかでも、皮膚科や耳鼻科と比べたときにかなり独立している科であるように思います。
耳鼻科、皮膚科のことなら少し知識がある、という内科医や他科の先生でも眼科のことになると国試以来という方も多いことでしょう。
眼科にすすむのであればもちろん一から了まできちんと学んでおきたいところですが、
他科に進む場合は緊急性のある疾患、内科疾患に合併しやすい疾患、頻度の高い疾患を学んでしかるべきときにすぐに眼科に紹介できるようにしておきたいですね。
● まず眼科をローテートするならば
■眼科研修ノート 改訂第2版■
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眼科をローテートするならば一冊基本的な、汎用性の高い本を用意しておきたいところですよね。
いろいろな研修医・レジデント・若手医師用の書籍が出回っていますがまずはこちらが使い勝手が良いです。
基本的なことは一通りのっています。
何か一冊だけゲットするのであれば、ぜひこちらを。
● 眼科の診方の味方
■やさしくわかる眼の診かた〜超コモンから救急まで“眼底"“眼圧"なしでもここまで診れる! ■
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もともと内科医だった先生が、眼科に行かれて書かれた珍しい本です。
自分が眼科のことを分からなかったときに何を知りたかったか、初学者目線で書かれていて非常にわかりやすいです。
内容としては、
1 目と目のまわりの解剖編
2 眼科超コモンディジーズ 編
3 眼科救急とよくある眼症状編
4 検査編~眼科医はふだん何をしているのか?
5 全身疾患と眼科 編
6 眼科いろいろ 編
7 眼科カルテを読んでみる編
・・・と、かなりおいしいとこどりではないでしょうか。
最近当サイトからもかなりお買い上げいただいております！
● 他科だが眼科の全般的なことを知りたい
■プライマリ・ケア医&救急医のための眼科診療ガイド: これだけで眼科がわかる!■
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眼科を専門としない医師にむけて書かれた本です。
コンサルトするタイミングはいつか、非専門医でもできる眼科領域の診療はなにかを教えてくれてます。
実際にどうしたらいいか、例えば点眼薬の使い方やカルテの記載方法についてものっています。
また、眼科領域のことを非常にわかりやすくかみ砕いてくれているので、頭の中に入りやすい。
非専門医に向けた本自体がそもそも希少で、かつわかりやすい書籍であり、おすすめです。
● 眼科に入局したくなってしまった！
■新 眼科レジデント・戦略ガイド―君はどのような眼科医をめざすか■
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新 眼科レジデント・戦略ガイド―君はどのような眼科医をめざすか
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自分の将来の科、迷いますよね。
そんな中にあって私の本当の好きなシリーズです。
このシリーズは2017年現在確認できるものは皮膚科と眼科のみなのですが、将来の進路を考えるにあたって大変参考になる本です。
いろいろな眼科の先生方のなぜ眼科に進んだのか？眼科医になって何をしているのか？眼科医になってよかったか？
などが文章として集まっています。
人によっては学生時代から行く科が決まっている方もいる一方で
何かに行けばいいかまだわからない方もいると思います。
個人的に思うことですが、学生時代の視野はとても狭い。
実際にその科がどんなことをしていて、その科の中でどんな仕事にわかれていて、生活はどうなのか？収入はどうなのか？
外来需要はあるか？転職はしやすいか？自分の興味に本当にあっているか？自分の長所・短所にあっているか？
施設ごとの強み・弱み・特色はなにか？学生時代には見えていない部分が多くあります。
この本のような、進路に迷った時に判断材料となる本がもっとあっていいと思います。
ちなみに医者になってから科を変える人も少なくありません。もし自分の科に疑問を感じることがあったら、転科も
選択肢の内のひとつです。
その他の科目の本・書籍ついては
からどうぞ！
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Thank you for your Coming.
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