医療英語を勉強する研修医・レジデントの方におすすめの
本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
あなたにぴったりの本・教科書が見つかれば幸いです.
● 医療英語は何を学べばいいの?
目的は主に以下にわけられるのではないでしょうか。
・英語論文を読むため・書くため
・臨床現場で英語をひつようとするため。
・英語を主に使う国に医師として留学・就職するため
忘れがちですが、私たちは実は英語の基礎はできています。
受験勉強で英語はしっかり勉強しているんです!
後は、よく使う医療系の英単語を把握すれば、ある程度のところまで簡単に行けます。
英語できないできないと思っていても、全く知らない言語の国に行って英語表記の看板が
あると安心しますよね。あの感覚です。
● 時間がない!とりあえず何をそろえたらいい?
医療英語の本で迷ったら、まずは
が良いと思います。
私たち医師が英語を学ぶ理由はいくつかあります。
その理由に応じた勉強をする必要があります。
あなたが英語を学ぶ理由はなんでしょうか?
理由は何であれ、論文を書くにしても、英語圏の患者さんを相手にする必要があるにしても、まずはボキャブラリーが重要です。
そのため
でまず基礎固めを行います。
このほかの自分の科の専門的な英単語は、論文を読み漁るといいです。
個人的には20本くらい読んだところから出てくる表現とか、英単語などがおなじみのものばかりになってきて、自然に覚えるような気がします。
ただし、これはある特定の分野を集中して読まないとダメです。
次に、ここからは英語を学ぶ理由次第でチョイスがかわってきます。
▼もあしあなたが外来で英語圏の方を患者さんとして、臨床的に英語を使わなくてはいけない場合は
がいいのではないかと思います。
英語の外来診療の本としてはとてもまとまりのいい、スタンダードな安心な本です。
なにしろわかりやすさに定評のある羊土社ですし(笑)
▼次にあなたが論文を読んだり、書いたりするの英語を必要とする場合。
これにはまた別の問題が潜んでいます。
それはそもそもその論文が日本語でかかれていたとしてあなたが理解できるのか?とういことです。
これは理解の程度がどう、とういことではなくて統計学的な問題です。
統計学はそもそも私たちが弱い分野です。
学生時代に公衆衛生は学びますが、そこでt検定の考え方や、ロジスティック回帰分析のことは習っていないはずです。
(ちなみに今のある程度下の世代からは数学のカリキュラムの中に統計学が含まれています。ずるい!)
それでも当然のように医者になると論文を読むことを求められ、p値だけ目で追うようになります。
これは当然のことで、統計に関しては教育を受けていないけれど必要があるので付け焼刃でどうにかしなくてはいけないからです。
統計学自体はとても奥深い学問で、片手間で全貌を理解できるようなものでは決してありません。
だから、私たちが目指すのはせめて道具として統計をある程度使いこなせるようになる、ことです。
コンピューターで例えるならば、プログラムを組んだりすることはできないけれど、エクセルをある程度使うことはできる、ぐらいの感じでしょうか。
私たちは(このサイトを見てくださってるおそらく多くの人は)臨床家なので、それでいいと思うんです。
ということで、長くなって恐縮ですが必要なのは
①英語+統計の知識が
②ある程度載っている本
であって、
こちらをおすすめします。
この本は本当においしいとこどりで、英語で書かれた文章の、統計学的なことの解釈を教えてくれる本です。
無論、こちらだけで英語も統計も完璧になることはありえません。
でもそれでいいんです。
「プログラムは組めないけど、インターネットとか、エクセルくらいはできます」
これが私たち臨床家の、まずは目指すところです。
まとめます。
・臨床現場で英語をひつようとするため なら
・英語論文を読むため・書くため なら
をおすすめします。
● まずは英単語
■『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』■
★科別 人気第1位!
『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』
<画像クリックでamazonに移動します>
まずは英単語です。
一通り覚えてしまってください。
文法はSVOCをとりあえず思い出せば十分です。
英語論文を読む際に、複雑な文法構成がわからなくても、単語がわかればとりあえず大体の意味はわかります。
論文を読みながら覚えるのも悪くないですが、反復効率があまり良くありません。
一気におぼえてしまいましょう。
その他の科目の本・書籍ついては
からどうぞ!
Thank you for your Coming.
xxx
・臨床現場で英語をひつようとするため。