病理について勉強する研修医・レジデントの方におすすめの
本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
あなたにぴったりの本・教科書が見つかれば幸いです.
● 病理はどう勉強すればいいの?
病理を学ぶ理由は大きく分けて2つにわかれると思います。
一つは、病理医として今後働くため。
二つ目は、病理に進むわけではないが、自分の科の診断に病理の知識が必要なため。
二つ目の理由の方が需要としては大きいように思います。
この場合は臓器別の本を選ぶことになるので、最終的には自分の目的にあった本を選んでみるといいと思います。
しかしながら、まずは病理の基礎として共通する部分を学んでおいた方が、スムーズなので、まず迷ったら基礎的なことから勉強してみましょう。
● まずはこれから
■臨床に役立つ! 病理診断のキホン教えます
★科別 人気第1位!
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コンパクトで羊土社らしいまとまった本。
臨床的に用いるのに必要な病理の知識をざっと学ぶことができる。
羊土社らしく、まずまずの深さを広くまんべんなく、といった感じ。
入門書として、一冊目として適したつくりになっている。
まず最初に使うのにおすすめ。
● 病理の考え方を学ぶ
■図解入門よくわかる病理診断学の基本としくみ
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病理診断についての本。
病理の画像所見から診断に至るまでのプロセスが記載されている。
診断までの考え方が記されておりわかりやすい。
値段も2376円(2017年現在)と内容を考えるとかなりパフォーマンスが良い。
「臨床診断に役立つ!病理診断の基本教えます」か、同じシリーズの「図解入門よくわかる病理学の基本としくみ」と併せてよんでおきたい。
シリーズ全体を通してコスパが良好。
個人的には羊土社の本は断続的な章の集まりできた本で、この「よくわかるシリーズ」は読み物としての完成度が高いように感じる。
● 病理医になるならば
■カラールービン病理学
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病理の定番の教科書のひとつ。
充実した記述、分厚いサイズはしかし、十分かつ必要な内容。
病理のこの手の本はいくつかの選択肢があるが訳の精度、読みやすさ、コストパフォーマンスを考えるとベストであると思う。
10000円を超えるが(2017年10月現在)入局を考えるならばこのクラスの本はいずれ必要になるので吟味したい。
実際はロビンスと二択になることが多く、総合的にはこちらがおすすめ。
その他の科目の本・書籍ついては
からどうぞ!
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