腹部エコーを勉強する研修医・レジデントの方におすすめの本・教科書・医学書・参考書をご紹介します。
肝機能障害の精査の時でも,救急部でも,生検の時でも,腹部エコーは
頻繁に使うエコー検査の代表です.消化器内科ではないとしても,ぜひ覚えておきたい検査だし,
個人的には侵襲のない検査って安心で好きなんですよね.
あなたにぴったりの本・教科書が見つかれば幸いです.
腹部超音波検査(ふくぶ・ちょうおんぱ・けんさ)とは腹腔内臓器に対して行う超音波検査である。一般的には肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・脈管系(下行大動脈・下大静脈・腎動脈)を対象とする。時に骨盤内臓器(膀胱・前立腺・子宮・卵巣)も走査する。 <wikipediaより>
エコーは侵襲がないです.侵襲が無くて,これほど情報量の多い検査は
当然,スクリーニングにもってこいです.
救急でも,病棟でも,いちいちCT室までいかなくてもとりあえずのいろいろな
情報が迅速に得られます.時には診断もできます.
個人的な意見ですが”感度の高いスクリーニングができるようになること”.
これが大事だと思っています.
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基礎の基礎から教えてくれます.
プローベの持ち方,迷いがちなプローベの方向,その辺のことから始まり
ターゲットとなる腹腔内臓器の出し方,病変の出し方まで説明されています.
肝胆膵の出し方もわかりやすくレクチャーされています.
多くの白衣のポケットにも入り,おすすめです.
日超検 腹部超音波テキスト 第2版
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日本超音波学会から出版されています.
いい意味で教科書的な,とても緻密な,腹部エコーについて詳細に
説明されている本で,非常に丁寧なつくりです.
ひととおりのことが網羅されている,安心の本.
パワーアップ いまさら聞けない腹部エコーの基礎 第2版
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初心者にわかりやすく,写真と画像で説明されている本です.
DVDで動画もついているところもポイント.
初心なことって指導医にきくと場合によっては,自分の評価が
下がったり,煙たがられたりします.
昔いわれたのは「おまえら指導医が教えてくれて当たり前と思うな」
以来,本で調べられるところは調べてから聞くようにしています.
その他の本・書籍ついては
もどうぞ!